「やりたくない仕事ばかりしてた」。そう語るのは、LadyCarry(ラディキャリ)のキャリアデザインコースを受講されたHさん(24歳)。現在は飲食店で正社員として働くHさんですが、来年夏の転職に向けて着々と準備を進められています。
一見順調そうに見えるHさんも、実は転職への不安や迷いを抱えていた時期がありました。しかし、コーチングを通じて「自分軸」を見つけ、今では転職を「楽しみ」と語るまでに。
そんなHさんに、変化の軌跡を率直にお話しいただきました。
1. 転職を考えたきっかけ
──まず、転職を考えたきっかけを教えてください。
前職はホットヨガのインストラクターをしていたんですけど、地元が岡山で働いていた場所が横浜だったんです。距離がすごく長くて、大事な人はみんな地元にいるのに、なかなか会えない寂しさがありました。
──お仕事自体はいかがでしたか?
仕事内容はすごく自分の得意なことだったし、好きなことだったので不満はなかったんです。でも、地元を離れて大事な人たちから遠く離れてっていうのが初めてだったので、寂しい気持ちに負けてしまったんです。
東京にも友達はいたんですけど、いつも遊んでた友達とか、付き合ってる方とか、家族にも年に何回会えるだろうぐらいで。私、結構休みの日に友達と遊ぶのが生きがいじゃないけど、結構楽しみに仕事頑張ってたので、それができないのが寂しすぎて。
「新卒ですぐ辞めるのは…」という世間の目
──転職したいと思いながらも、すぐには踏み切れなかったそうですね。
そうですね。新卒で働いていたので、すぐ辞めるということが世の中ではあまり良くないっていう風潮があるじゃないですか。すぐ辞めると次の仕事が見つからないんじゃないかっていうのが一番心配でした。
──石の上にも3年みたいな考えがあったんですね。
まさにそうです。なんか我慢するのが美徳みたいな感じで。でも今思うと、本当に合わないと思ったらすぐ辞めて次の仕事をした方が有意義だと思うんですよね。
──その考え方が変わったのはコーチングを通してですか?
大きくそうですね。コーチと話している時も、「自分の人生を生きてるんだから、他人軸で生きるのは違うよね」っていうふうに話したので、そうだよねって思ったから、もう次の転職を絶対しようって決めました。
自分の人生を生きているのに、なんで世間の風潮に流されて嫌な仕事を続けないといけないの?っていう思いの方が強くなったんです。
「正社員」にこだわらない、新しい働き方の発見
──コーチングの中で印象に残っているカリキュラムはありますか?
一番印象に残ってるのは才能分析と、あと南さんがオリジナルで用意してくれた「スペシャルシート」っていうのがあって、それが一番印象に残ってます。
私が欲がすごいなっていうことが分かって、自分のやりたいこととやりたくないことを、もうひたすら書き出すっていうシートを作ってもらったんですよ。
そしたら、やりたいことが50個ぐらい出てきて、全部プライベートの趣味と人間関係のことで。やりたくないことは全部仕事のことだったんです。
──それで自分の価値観が明確になったんですね。
そうです。私はプライベートを充実させるための手段として、仕事で収入を稼いで、それをプライベートの時間で使うっていう生き方がいいなと思っているので、それを達成できる仕事に就きたいと思っています。
でも仕事が人生の6割ぐらいを占めていくことになるので、せっかくなら楽しい仕事だったり、やりがいを感じられる仕事には就きたいな。ちょっと欲張りなんですけど、どっちも叶えられる仕事を見つけていきたいです。
──働き方に対する考え方も変わりましたか?
すごく変わりました。私、正社員にずっとこだわってたんですけど、叶えたい月収とか年収があるとしたら、今は副業することだってできるし、総合的な金額を見て決めるっていう方法もある。
最初は派遣で登録するけど、社員登用を目指すとか。いろんな働き方があって、自分に合ったやつを探せばいいんだなって思いました。
コーチは愉快で、でも的確に深掘ってくれる存在
──コーチとの相性はいかがでしたか?
めちゃくちゃ良かったと思います。最初の顔合わせから、もうどっちもめっちゃ話すし、友達みたいな感じだったので、すごくしゃべりやすかったです。
──コーチの印象を教えてください。
すごく愉快なお姉さんだと思って、すごく話を聞いてくれるし、意外な共通点があったりして。ズバッと自分のことを当てられてドキッとすることもありました。
でもそのおかげで、自分の欲に気づいたりとか、コーチとしか分からないシートの中の言葉とかがめっちゃ面白くて。
──コーチングを通じて、どんな発見がありましたか?
自分の現状とか過去とか才能とかをいろいろ見ていたところで、急につながるところがありました。「あ、自分の今のこの楽しみたいという欲はこんな過去から来てたのか」みたいな発見がすごくあって、思いもよらないところにつながってたのが面白かったです。
自分が明確には覚えていない出来事でも、兄弟の構成だったり、親からよく言われてた言葉とかっていうのが、自分が気にしてないつもりでも、意外と気にしてたのが行動とか考え方に出てたんだなって。
自己理解が深まったからこそ、人生の舵を切れた
──コーチングを受けて、現状を変えてよかったことは何ですか?
やっぱり自分のことを理解できたっていうところは大きかったです。
生きていく中で気持ちが上がったり下がったりっていうのはよくあることだと思うんですけど、自分のことを理解できていると、気持ちが上がってる時も「こういうことが嬉しいんだな」、下がってる時も「こういうことがあったから悲しいんだな」って分かるようになる。
立ち直りがしやすいし、楽しいことがあったら「こういうことが楽しかったんだったら増やそう」って思えるようになりました。
──受講前と後で、一番変わったことは何ですか?
気持ちの持ちようだったり、将来に不安を抱えて今がダメになっちゃったりっていうことがなくなったことです。
理由付けができるようになったから、自分のコントロールができるようになったし、今を楽しむために将来の準備をするということが明確になったことで、もっと自分の今に集中できるようになりました。
──転職に対する気持ちも変わりましたか?
そうですね。次の転職は苦戦するだろうと言われているんですけど、そこが自分の人生の山というか、乗り越える壁なのかなって思ってて。
そこを越えた先に、すごく自分が楽しく、かつ長く続けられる仕事になれるんじゃないかなって、今は楽しみにしています。
「やらない後悔より、やった後悔」
──コーチングは決して安くない投資だったと思いますが、悩みましたか?
やっぱり金額的に安くはないので、ためらうところは確かにあったんですけど、今やらなかった時のことを考えたら、結果的に「あの時やっとけばよかったな」って思うよりは、「やってよかった」って思いたいので。
自己投資で自分がワクワクする方を選びました。
──最後に、今悩んでいる方にメッセージをお願いします。
今、周りの世の中だったり、自分が叶えたいことがあるけど叶えられない状況で、もどかしさを感じている人は結構いると思います。
でも、プロの人と話せるということによって、変わるきっかけだったり、「もっと自分のことに目を向けていいんだな」って思ったり。
転職するしないは関係なく、話できるというのは、すごく自分を変えるきっかけにもなりますし、プラスのことしかないと思うので、ぜひ話してみたらいいんじゃないかなって思います。
現状にモヤモヤしている方は、一度体験レッスンを申し込んでみるのがおすすめです。無料で受けられますし、体験レッスンからも非常に学びがありました。
「変わりたい!」と思う方は、ぜひLadyCarryを受講してみてはいかがでしょうか?
キャリアコーチ・キャリアアドバイザー。これまでに300人以上のキャリア相談に携わる。新卒で大手生命保険に入社後、営業や人材開発を行う。Gallup認定ストレングスコーチとしても活動し、強みを活かしたコーチングに従事。20〜30代女性が「自分らしさを仕事に変える」ための支援に特化。
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