ビジョンボードの作り方と例|仕事と暮らしの理想を1枚に描いて、理想の働き方が見えてくる4ステップ

ビジョンボードの作り方と例|仕事と暮らしの理想を1枚に描いて、理想の働き方が見えてくる4ステップ

「理想の働き方を考えようとしても、言葉だけではイメージがわかない」「キャリアプランを書いても、すぐに忘れてしまう」。そんなときに試してほしいのが、ビジョンボードです。

ビジョンボードは、仕事や暮らしの理想を写真と言葉で1枚にまとめ、ひと目で見えるようにするワークです。作って終わりにせず、今の行動に落とし込めば、理想の働き方に近づく一歩が見えてきます。

この記事では、ビジョンボードの意味と、キャリアビジョンとの違い、作る前の準備、仕事に活かす作り方の4ステップ、仕事・キャリアのビジョンボードの例を紹介します。理想の姿から逆算して仕事を選んだLadyCarry卒業生の例もあわせて紹介します。

この記事のポイント
  • ビジョンボードは、仕事や暮らしの理想を写真と言葉で1枚にまとめたもの。言葉だけでは描きにくい理想を、目で見てわかる形にできる
  • 紙でもアプリでも作れる。仕事・暮らし・人間関係・自分の時間の4つのテーマで考えると、理想の働き方が見えやすい
  • 理想を書き出す→写真と言葉を集める→1枚に並べる→今の行動に落とし込む、の4ステップで作り、3か月ごとに見直す
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「理想の働き方が思い浮かばない」「自分が何を大切にしたいのかわからない」という方は、まずLadyCarryの適職診断で今の自分の傾向をのぞいてみませんか?いくつかの質問に答えるだけで、あなたの強みや価値観、働き方の傾向から、向いている仕事の方向性を整理できます。

目次

ビジョンボードとは?キャリアビジョンとの違い

ビジョンボードとは?キャリアビジョンとの違い

ビジョンボードとは、なりたい姿や叶えたいことを、写真やイラスト、言葉を使って1枚のボードにまとめたものです。夢や目標を「見える形」にすることで、自分が何を大切にしたいのかを確かめやすくなります。

ビジョンボードの意味

ビジョン(vision)は「将来の姿」、ボード(board)は「板」という意味です。旅行や暮らしなど、プライベートの夢をまとめる人も多いですが、仕事の理想や働き方を描くのにも使えます。

言葉だけでは描きにくい理想も、写真や色で表すと「こういう毎日を送りたい」という感覚がはっきりします。

キャリアビジョンとの違い

キャリアビジョンは、仕事を通してどうなりたいかを言葉で表したものです。ビジョンボードは、仕事だけでなく暮らしや人間関係も含めた理想を、写真と言葉で1枚に表したものです。

キャリアビジョン

仕事でどうなりたいかを、文章で表す。面接や目標設定で使いやすい。

ビジョンボード

仕事と暮らしの理想を、写真と言葉で1枚に表す。毎日目にして、気持ちを確かめやすい。

ビジョンボードで理想のイメージをつかんでから、キャリアビジョンを言葉にすると、自分らしい目標を立てやすくなります。言葉で描く方法は、キャリアビジョンの例文と描き方の4ステップで紹介しています。

仕事のビジョンボードを作ると得られる3つのこと

仕事のビジョンボードを作ると得られる3つのこと

仕事のビジョンボードを作ると、自分が本当に大切にしたいことがわかり、仕事選びや毎日の行動の基準ができます。得られることは、主に次の3つです。

  • 大切にしたいことが見える:集めた写真に共通する色や雰囲気、言葉から、自分の価値観に気づける
  • 迷ったときの基準になる:転職や異動、仕事の引き受け方で迷ったときに「理想に近いのはどっち?」と考えられる
  • 気持ちが前を向く:毎日目にすることで、理想を思い出し、小さな行動を続けやすくなる

写真を選ぶときに「なぜこれに惹かれるのか」を考えることが、自分を知る手がかりになります。ビジョンボードは、きれいに作ることより、選んだ理由を考えることに意味があります。

ビジョンボードを作る前に準備するもの

ビジョンボードを作る前に準備するもの

ビジョンボードは、紙でもアプリでも作れます。自分が続けやすい方法を選びましょう。

紙で作る場合とアプリで作る場合

紙で作る
  • 用意するもの:A3くらいの紙やコルクボード、雑誌、はさみ、のり、ペン
  • 手を動かしながら考えられる
  • 部屋に飾って、毎日目にしやすい
アプリで作る
  • 用意するもの:スマホやパソコン、デザインツール
  • 写真を集めやすく、あとから入れ替えやすい
  • スマホの待ち受けにして持ち歩ける

アプリで作るなら、Canvaなどのデザインツールに、ビジョンボード用のテンプレートがあります(参考:Canva「ビジョンボードを作成」)。迷ったら、まずはスマホで集めた写真を1枚にまとめるだけでも十分です。

写真やイラストを使うときの注意

ビジョンボードをSNSなどで公開するときは、他の人が撮った写真やイラストを許可なく使わないようにしましょう。公開したい場合は、自分で撮った写真や、利用条件を確かめた素材を使いましょう。

自分のためのボードと、公開するボードで、使う素材を分けておくと安心です。

「理想の写真を集めようとしても、何を選べばいいかわからない」という方は、LadyCarryの無料の適職診断も手がかりにしてみてください。強みや価値観、働き方の傾向から向いている仕事の方向性がわかるので、ビジョンボードに入れる「仕事の理想」を考える材料になります。

キャリアに活かすビジョンボードの作り方4ステップ

キャリアに活かすビジョンボードの作り方4ステップ

キャリアに活かすビジョンボードは、理想を書き出してから写真を集め、最後に今の行動に落とし込むと作れます。次の4ステップで進めてみましょう。

STEP1:4つのテーマで理想を書き出す

まずは、3年後くらいの自分を想像して、「仕事」「暮らし」「人間関係」「自分の時間」の4つのテーマごとに、理想を書き出します。

テーマ書き出す問いの例
仕事どんな仕事をして、誰の役に立っていたい? どんな場所や時間で働いていたい?
暮らしどこに住んで、どんな1日を過ごしていたい?
人間関係どんな人と一緒に働き、どんな人と過ごしていたい?
自分の時間休みの日や仕事のあとに、何をしていたい?

4つのテーマに分けると、仕事だけに偏らず、自分が送りたい毎日の全体が見えてきます。思いつかないときは、やりたいことリスト100の作り方で書き出してみるのもおすすめです。

STEP2:理想に近い写真と言葉を集める

次に、書き出した理想に近い写真やイラスト、心に残った言葉を集めます。雑誌の切り抜きや、スマホで撮った写真、メモした言葉など、「いいな」と感じたものを直感で選んで大丈夫です。

集めたら、1枚ずつ「なぜこれを選んだのか」をひと言メモしておくと、大切にしたいことが言葉になります。

STEP3:いちばん大切なことを真ん中に置いて並べる

集めた写真と言葉を、1枚にまとめます。いちばん大切にしたいことを真ん中に置き、そのまわりに4つのテーマの写真を並べると、優先順位がひと目でわかります。

真ん中に置くものを決めることが、自分にとっていちばん大切なものを選ぶ練習になります。

STEP4:今の行動に落とし込む

最後に、ボードの理想に近づくために、今からできることを書き出します。理想から逆算して、次のように考えてみましょう。

STEP
3年後の理想を1文にする

例:在宅で週3日働きながら、人の役に立つ実感を持てている。

STEP
1年後の目標を決める

例:在宅でもできる事務やWebの仕事の経験を、副業か今の職場で積んでいる。

STEP
今月の行動を1つ決める

例:在宅でできる仕事を調べて、気になる講座を1つ受けてみる。

ボードの理想を「今月の行動」まで落とし込むと、ビジョンボードが、毎日の行動のきっかけになります。キャリアプランとして形にしたい方は、キャリアプランの立て方5ステップとシートの記入例も参考にしてください。

目標を行動に細かく分けて書き出したいときは、マンダラチャートの作り方と記入例も参考にしてください。

仕事・キャリアのビジョンボードの例

仕事・キャリアのビジョンボードの例

仕事・キャリアのビジョンボードは、「真ん中のテーマ」と「4つのテーマの写真と言葉」を決めると作りやすくなります。ここでは、よくある2つの理想を例に、ボードに入れるものを紹介します。

例1:在宅で働きながら、家族の時間も大切にしたい
  • 真ん中:明るい部屋でパソコンに向かう写真と「自分のペースで働く」
  • 仕事:在宅の仕事道具、「ありがとう」と言われる場面
  • 暮らし:家族と囲む夕食
  • 人間関係:オンラインで話す仲間
  • 自分の時間:カフェで本を読む時間
例2:専門性を身につけて、頼られる人になりたい
  • 真ん中:資格の本や学びの写真と「この分野なら任せて」
  • 仕事:チームで話し合う場面、プレゼンする姿
  • 暮らし:朝の勉強時間、整ったデスク
  • 人間関係:尊敬できる先輩や仲間
  • 自分の時間:旅行やヨガでリフレッシュする時間

例1は、仕事と暮らしのバランスを大切にしたい人のボードです。例2は、仕事で成長したい気持ちが強い人のボードです。どちらが正しいということはなく、自分が「この毎日を送りたい」と思えるかがいちばん大切です。仕事にかける比重から考えたい方は、バリキャリとゆるキャリの違いと働き方の選び方も参考にしてください。

ビジョンボードを行動につなげる3つのコツ

ビジョンボードを行動につなげる3つのコツ

ビジョンボードは、作ったあとに見る・見直す・行動するの3つを続けることで、理想に近づく力になります。

毎日目にする場所に置く

紙なら机の前や玄関、アプリならスマホの待ち受けなど、毎日目にする場所に置きましょう。ボードを毎日目にすることで、忙しい日々の中でも、自分が大切にしたいことを思い出せます。

3か月ごとに見直す

理想は、経験や時期によって変わっていくものです。3か月に1度は見直して、しっくりこなくなった写真や言葉を入れ替えましょう。ボードの中身が変わるのは、自分のことがわかってきたサインです。

理想と今の仕事のずれを確かめる

ボードを見ながら、今の仕事がどのくらい理想に近いかを確かめます。ずれが小さいなら今の職場でできることを増やし、ずれが大きいなら異動や転職も含めて考えるタイミングです。

ずれに気づいたら、まずは今の職場で変えられることから試してみましょう。将来の働き方を、5年後・10年後の視点で考えたい方は、10年後の自分を描く5つのステップも参考にしてください。

理想の姿から逆算して仕事を選んだ卒業生の例

理想の姿から逆算して仕事を選んだ卒業生の例

LadyMapを運営する女性向けキャリアコーチング「LadyCarry」には、理想の姿を描き、そこから逆算して今の仕事を選んだ卒業生がいます。

「保護者がほっとひと息つける場所をつくりたい」夢から、仕事を選んだTさん

学習塾の講師を経て、学童スタッフとして子どもたちと関わってきたTさん(26歳)は、やりたいことが見つからず、教育の仕事が自分に向いているのかもわからなくなっていたそうです。

LadyCarryのビジョン分析では、やりたいことを考えるのが楽しく、「夢が現実に近づいていく感じがした」と話すTさん。見えてきたのは、子育てに悩む保護者がほっとひと息つける場所をつくりたいという夢でした。小さくても自分で事業を立ち上げたいと考え、そのために必要なことから逆算して、子どもと保護者向けのイベントを企画から運営まで手がける会社を選んでいます。

Tさんはビジョンボードを作ったわけではありませんが、描いた理想の姿から逆算して今の仕事を選んだ点は、STEP4の「今の行動に落とし込む」に当たる例です。

Tさんが自分だけの芯を見つけ、イベント企画の道を選ぶまでの話は、こちらのインタビューで紹介しています。

理想を一人で描きにくいときは

理想を一人で描きにくいときは

理想を描こうとしても、「本当にこれでいいのかな」「自分にできるのかな」と迷って、一人では描ききれないこともあります。人と話しながら、大切にしたいことを言葉にしていくと、自分らしい理想が見えやすくなります。

LadyCarryの卒業時アンケートでは、91.7%(242名中222名)の受講生が、卒業時の状態として「理想の実現のための行動が明確になった」「自分軸で判断し行動できているイメージを持つことができている」のいずれかを選んでいます。

※LadyCarry受講生 卒業時アンケート調査(2025年7月〜2026年9月/実人数242名)。「卒業時の状態」を問う設問で「理想の実現のための行動が明確になった」「自分軸で判断し行動できているイメージを持つことができている」のいずれかを選んだ受講生の割合

「理想を描いても、何から始めればいいかわからない」「まずは考え方だけ知りたい」という方に向けて、LadyCarryでは自己理解をこれからの選択につなげる考え方を学べる無料オンラインセミナーを開いています。ビジョンボードに描いた理想を、仕事の選択につなげたい方におすすめです。

LadyCarryの無料オンラインセミナー
  • 画面オフ・マイクオフで参加できる:自宅から周りを気にせず、リラックスして聞けます
  • 自分軸を見つける自己分析のコツ:今のモヤモヤを分けて、自分の判断基準を組み立てる考え方を学べます
  • オリジナルワークシートつき:セミナーのあとも、自分のペースで考えを進められます

「やりたいことがまだ決まっていない」という段階でも大丈夫です。実際に、LadyCarryの1対1の個別相談に申し込んだ方の約43%は、まだ求人に応募もしていない“モヤモヤ段階”からのスタートでした。受講後の担当コーチへの満足度は99.6%です。

※LadyCarry 個別相談(無料カウンセリング・パーソナルセッション)申込フォームより集計(2025年2月〜2026年9月/実人数4,108名)、LadyCarry受講生 卒業時アンケート調査(2025年7月〜2026年9月/実人数242名)。担当コーチの満足度は「5:大変満足」「4:満足」と回答した割合

自己理解した自分を、これからの働き方の選択につなげる方法を知りたい方は、こちらの記事も確認してください。

まとめ|ビジョンボードで、理想の働き方を見える形に

まとめ|ビジョンボードで、理想の働き方を見える形に

ビジョンボードは、仕事と暮らしの理想を1枚にまとめ、今の行動につなげるためのワークです。

  • ビジョンボードは、なりたい姿を写真と言葉で1枚にまとめたもの
  • 紙でもアプリでも作れる。他の人の写真やイラストを公開するときは注意する
  • 4つのテーマで理想を書き出す→写真と言葉を集める→真ん中を決めて並べる→今の行動に落とし込む、の4ステップで作る
  • 毎日目にする場所に置き、3か月ごとに見直す

まずは今日、3年後の「仕事」の理想を1つ書き出してみましょう。

ビジョンボードについてよくある質問

ビジョンボードとは何ですか?

なりたい姿や叶えたいことを、写真やイラスト、言葉を使って1枚のボードにまとめたものです。仕事や暮らしの理想を見える形にすることで、自分が大切にしたいことを確かめやすくなります。

ビジョンボードは、アプリでも作れますか?

作れます。Canvaなどのデザインツールにはビジョンボード用のテンプレートがあり、スマホで集めた写真を1枚にまとめることもできます。作ったボードをスマホの待ち受けにすると、毎日目にしやすくなります。

ビジョンボードに何を貼ればいいかわかりません。

まずは「仕事」「暮らし」「人間関係」「自分の時間」の4つのテーマで、3年後の理想を書き出してみましょう。書き出した理想に近い写真や言葉を、直感で「いいな」と思うものから集めると作りやすくなります。

ビジョンボードとキャリアビジョンは何が違いますか?

キャリアビジョンは、仕事でどうなりたいかを言葉で表したものです。ビジョンボードは、仕事と暮らしの理想を写真と言葉で1枚に表したものです。ビジョンボードでイメージをつかんでから、キャリアビジョンを言葉にするのもおすすめです。

ビジョンボードの作り方と例|仕事と暮らしの理想を1枚に描いて、理想の働き方が見えてくる4ステップ

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