ライスワークでもいい?ライフワーク・ライクワークとの違いと、仕事との付き合い方を選ぶ4ステップ

ライスワークでもいい?ライフワーク・ライクワークとの違いと、仕事との付き合い方を選ぶ4ステップ

「仕事にやりがいを感じない」「好きなことを仕事にしている人がうらやましい」。生活のために働いている自分に、どこか後ろめたさを感じていませんか?

ライスワーク(生活のための仕事)として働くのは、ふつうのことです。大切なのは、仕事に何を求めて、何を仕事以外で満たすのかを自分で決めることです。それが決まると、今の仕事を続けるときも、変えるときも、迷いにくくなります。

この記事では、ライスワーク・ライクワーク・ライフワークの違いと、今の仕事をどれとして持つかを決める4ステップを、LadyCarry卒業生の例とあわせて紹介します。

この記事のポイント
  • ライスワークは生活のための仕事、ライクワークは好きな仕事、ライフワークは人生をかけて取り組みたいこと
  • ライスワークでも大丈夫。好きなことや生きがいは、仕事以外で満たしてもいい
  • 仕事に求めるものと、仕事以外で満たしたいことを分けると、自分に合う付き合い方が選べる
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「今の仕事はライスワークでいいのかな」と迷ったら、LadyCarryの適職診断で今の自分の傾向をのぞいてみませんか?いくつかの質問に答えるだけで、あなたの強みや価値観、働き方の傾向から、向いている仕事の方向性を整理できます。仕事に何を求めるかを考える前の、手がかりとして使ってみてください。

目次

ライスワークとは?ライフワーク・ライクワークとの違い

ライスワークとは?ライフワーク・ライクワークとの違い

ライスワークとは、生活費を得るための仕事のことです。お米(ライス)を食べるための仕事、という意味で使われます。仕事に何を求めるかで、ライスワーク・ライクワーク・ライフワークの3つに分けて考えると整理しやすくなります。

ライスワークとは

ライスワークは、生活のためにお金を得ることをいちばんの目的にした仕事です。仕事の内容そのものに強いこだわりがなくても、家賃や食費、趣味や将来のための貯金を支えてくれます。「生活を支える」という大事な役割を果たしている仕事です。

ライクワークとは

ライクワークは、好きなことや得意なことを活かせる仕事です。生活のためのお金も得ながら、仕事の時間そのものにも楽しさを感じられるのが特徴です。ライスワークとライフワークの間にある働き方だと考えるとイメージしやすくなります。

ライフワークとは

ライフワークは、お金になるかどうかに関係なく、人生をかけて取り組みたいことを指します。「お金をもらえなくても続けたいか」「年を重ねても続けていたいか」と自分に聞いてみると、ライフワークかどうかを見分けやすくなります。ライフワークは仕事とは限らず、子育てや趣味、地域の活動がライフワークになる人もいます。ライフワークは「仕事」でなくてもいい、というのが大切なポイントです。

ライスワークとライフワークは、どちらかを選ぶものではありません。ライスワークで生活が安定しているからこそ、ライフワークに安心して時間を使えることもあります。また、生活のために始めた仕事が、経験を重ねるうちに好きになり、ライクワークに変わっていく人もいます。

3つの違いを表で比べる

呼び方仕事に求めるもの例
ライスワーク生活のためのお金・安定条件や働きやすさで選んだ会社員の仕事
ライクワーク好き・得意を活かせること文章を書くのが好きで選んだ広報の仕事
ライフワーク人生をかけて取り組みたいこと一生続けたい創作活動や、社会の課題に関わる活動

1つの仕事が、人によってライスワークにもライクワークにもなります。同じ事務の仕事でも、「生活のため」と思う人もいれば、「人を支えるのが好き」と思う人もいるからです。自分にとってどれに当たるかを考えてみましょう。

ライスワークでもいい?そう言える3つの理由

ライスワークでもいい?そう言える3つの理由

ライスワークでも大丈夫です。お金のために働くのはふつうのことで、好きなことや生きがいは仕事以外で満たす生き方もあります。ここでは、そう言える理由を3つ紹介します。

1. 「お金のために働く」人がいちばん多い

内閣府の「国民生活に関する世論調査」(令和7年8月調査)では、働く目的を「お金を得るため」と答えた人が63.5%で、いちばん多い結果でした。女性の18〜29歳では84.6%、30〜39歳では80.4%です。20〜30代の女性の多くが、まずは生活のために働いています。

2. 好きを仕事にしないほうが続く人もいる

好きなことを仕事にすると、締め切りや売上、人からの評価がついてきます。その結果、好きだったことが楽しめなくなる人もいます。「好きは好きのまま取っておく」ために、仕事は別に選ぶのも1つの方法です。好きなことを仕事にするかどうかの考え方は、好きなことを仕事にするには?後悔しない方法と「好き」の分け方でくわしく紹介しています。

3. 仕事以外で満たす生き方もある

やりがいや成長、人とのつながりは、仕事だけで満たすものではありません。趣味・家族や友人との時間・学び・副業など、満たす場所はいくつもあります。仕事にすべてを求めないほうが、気持ちに余裕を持てることもあります。

ライスワークが合いやすい人
  • 休日や仕事後の時間を大切にしたい
  • 趣味や家族など、仕事以外に打ち込みたいことがある
  • 安定した収入があると安心できる
ライクワーク・ライフワークを仕事にしたい人
  • 仕事の時間そのものを楽しみたい
  • 好きなことに使う時間をもっと増やしたい
  • 収入が不安定になっても挑戦したいことがある

ライスワークがつらくなるのはどんなとき?

ライスワークがつらくなるのはどんなとき?

ライスワークがつらくなるのは、「生活のため」と割り切れないモヤモヤがたまっているときです。まずは自分がどの状態かを確かめて、次にすることを決めましょう。

割り切れないサインをチェック

当てはまるものにチェックしてみてください。

A. 仕事の時間がつらい
  • 仕事中、ずっと時間が過ぎるのを待っている
  • 仕事の内容に、少しも興味が持てない
  • 「このまま何年も続けるのか」と思うと気持ちが重い
B. 仕事以外の時間が足りない
  • 疲れて、休日は寝て終わる
  • 趣味や好きなことをする気力がない
  • 残業や休日出勤で、自分の時間が取れない

チェックの結果別|次にすること

チェックが多かったほうによって、見直すところが変わります。両方に当てはまる場合は、まず生活を立て直すために「B」から始めましょう。

チェックが多かったほうまずすることそれでも変わらないとき
A. 仕事の時間がつらい次の章の4ステップで、仕事に最低限求めたいことを書き出す仕事がつまらないときの「続ける・異動・転職」の選び方を読んで、異動や転職も考える
B. 仕事以外の時間が足りない残業や休日出勤を減らせないか、上司に相談する働く時間や休みの条件を見直して、異動や転職を考える
どちらも少ない今の働き方が合っているサイン。4ステップで、仕事以外で満たしたいことを考える—

心や体の不調が続いているときは、働き方を考える前に、まず休むことを優先してください。眠れない・食欲がないといった状態が続くときは、医療機関や会社の産業医などに相談しましょう。

「仕事に何を求めているのか、自分でもよくわからない」というときは、自分の価値観や得意なことを知る手がかりとして、無料の適職診断を使ってみてください。次の4ステップで書き出すときのヒントになります。

仕事との付き合い方を選ぶ4ステップ

仕事との付き合い方を選ぶ4ステップ

今の仕事をライスワーク・ライクワーク・ライフワークのどれとして持つかは、「仕事に求めること」と「仕事以外で満たしたいこと」を分けると決められます。紙かスマホのメモを用意して、次の4ステップで進めてみましょう。

STEP1:仕事に求めていることを書き出す

お金・安定・時間・人間関係・成長・やりがいなど、仕事に求めていることを思いつくまま書き出します。書き出したら、「これがないと続けられない」ものを3つまで選びましょう。

書き出し例
お金・安定

毎月の手取りが〇万円以上ある、正社員で働ける

書き出し例
時間

土日は休める、残業は月10時間くらいまで

書き出し例
人間関係

困ったときに相談できる人がいる

STEP2:仕事以外で満たしたいことを書き出す

趣味・家族や友人との時間・学び・健康など、仕事以外の時間で大切にしたいことを書き出します。ここで出てきたことが、ライスワークで支えたい「自分の生活」です。やりたいことがなかなか出てこないときは、やりたいことリスト100の作り方を参考に、思いつくままに書いてみましょう。

STEP3:今の仕事をどれとして持つか決める

STEP1とSTEP2を見比べて、今の仕事をどう持つかを決めます。STEP1の3つが今の仕事で満たせていて、STEP2が趣味や暮らしの楽しみで満たせるなら、今の仕事はライスワークとして持つのが合っています。STEP2の中に「これを仕事にしてみたい」と思えることがあれば、ライクワーク・ライフワークを目指す道も考えてみましょう。STEP1の3つが今の仕事で満たせていないときは、付き合い方より先に、働く環境を見直すところから始めます(後半の「今の仕事、続ける?変える?」の章の表を参考にしてください)。

ライスワークとして持つ
  • STEP1の3つが、今の仕事で満たせている
  • STEP2は、趣味や暮らしの中で楽しみたい
  • → 仕事は割り切り、STEP2の時間を増やす工夫をする
今の仕事を土台に、ライクワーク・ライフワークを育てる
  • STEP1の3つが、今の仕事で満たせている
  • STEP2に「仕事にしてみたい」ことがある
  • → 今の仕事で生活を支えながら、副業や学びで小さく試し、本業にするかはそのあと考える

STEP4:3か月試して見直す

決めた付き合い方で3か月過ごしてみて、気持ちの変化を確かめます。試してみて違和感があれば、何度決め直してもかまいません。付き合い方は、年齢やライフイベントによって変わっていくものです。好き・得意・求められることの重なりから考えたいときは、Will Can Mustの書き方と記入例も役に立ちます。

卒業生の例|仕事との付き合い方を自分で選んだ2人

卒業生の例|仕事との付き合い方を自分で選んだ2人

ライスワークを選んでも、好きなことは仕事以外で大切にできます。LadyMapを運営する女性向けキャリアコーチング「LadyCarry」の卒業生にも、仕事に求めることと仕事以外で大切にしたいことを分けて、仕事を選び直した人がいます。

やりたいことが全部プライベートだったHさん

飲食店で正社員として働いていたHさん(24歳)は、夜型の勤務で家族や友人と生活の時間が合わず、転職を考えていました。コーチングでやりたいこと・やりたくないことを書き出すと、やりたいことは50個ほど出てきて、全部プライベートの趣味と人間関係のことだったそうです。

そこからHさんは、プライベートを充実させる手段として仕事で収入を得る生き方がいいと気づきました。同時に、仕事は人生の多くの時間を占めるので、楽しさややりがいも感じられる仕事を探したいとも話しています。Hさんは、仕事をライスワークとして持ちながら、ライクワークの要素も探している例に当たります。今は、生活リズムを変えるための転職に向けて準備を進めているそうです。

Hさんが自分の気持ちを言葉にしていった過程は、こちらのインタビューで紹介しています。

憧れのカメラマンを趣味にしたMさん

冠婚葬祭の会社で働いていたMさんは、もともと写真に関わる仕事を目指していました。LadyCarryで仕事を調べていくうちに、自分のペースで、自分なりの撮り方をしたい気持ちが強いことに気づき、写真は趣味として続けると決めたそうです。

仕事は「ずっと続けられるか」という視点で事務職を選び、今は土日休みになって、平日は仕事・土日は遊ぶというサイクルができています。Mさんは、好きなこと(写真)を仕事以外で大切にし、仕事は続けやすさで選んだライスワークの例です。

Mさんが「続けられるか」で仕事を選び直すまでの半年間は、こちらのインタビューで紹介しています。

今の仕事、続ける?変える?付き合い方別の次の一歩

今の仕事、続ける?変える?付き合い方別の次の一歩

付き合い方が決まったら、今の仕事のままでいいか、何かを変えるかを順番に考えましょう。いきなり転職を決める前に、今の職場でできることから試すのがおすすめです。

決めた付き合い方まずすることそれでも合わないとき
ライスワークとして続ける残業を減らす・休みを取るなど、仕事以外の時間を守る工夫をする異動や、条件の合う会社への転職を考える
ライクワークを目指す今の仕事の中で、好き・得意を活かせる業務を増やせないか相談する好きを活かせる職種への転職や、副業で試す
ライフワークを育てる仕事以外の時間で、学びや活動を小さく始める副業として続けられる形を考える

今の仕事を続けるのも、立派な選択です。LadyCarryの卒業時アンケートでは、卒業時の進路として転職以外の進路(今の仕事を続ける・社内異動・副業を始めるなど)を選んだ受講生は27.8%(241名中67名)でした。自分に合う付き合い方がわかると、今の仕事を続ける選択にも納得しやすくなります。

※LadyCarry受講生 卒業時アンケート調査(調査期間:2025年7月〜2026年10月/実人数241名)「卒業時の進路」として、現職継続(1年以内の転職活動予定なし)・社内異動・独立や副業開始・進学など、転職以外の進路を回答した受講生の割合

仕事との付き合い方を一人で決めにくいときは

仕事との付き合い方を一人で決めにくいときは

仕事に何を求めているかは、自分一人では気づきにくいことがあります。「生活のため」と思っていた仕事に、実は大切にしたいこだわりがあったり、反対に「好き」だと思っていたことが仕事には向かなかったりするからです。

LadyCarryの卒業時アンケートでは、91.7%(242名中222名)の受講生が、卒業時の状態として「理想の実現のための行動が明確になった」「自分軸で判断し行動できているイメージを持つことができている」のいずれかを選んでいます。

※LadyCarry受講生 卒業時アンケート調査(2025年7月〜2026年9月/実人数242名)。「卒業時の状態」を問う設問で「理想の実現のための行動が明確になった」「自分軸で判断し行動できているイメージを持つことができている」のいずれかを選んだ受講生の割合

「生活のために働いているけれど、このままでいいのか不安」「まずは何から考えればいいのか整理したい」という方に向けて、LadyCarryでは自己理解をこれからの選択につなげる考え方を学べる無料オンラインセミナーを開いています。仕事に何を求めて、何を仕事以外で満たすかを、自分の価値観から考えたい方におすすめです。

LadyCarryの無料オンラインセミナー
  • 画面オフ・マイクオフで参加できる:自宅から周りを気にせず、リラックスして聞けます
  • 自分軸を見つける自己分析のコツ:今のモヤモヤを分けて、自分の判断基準を組み立てる考え方を学べます
  • オリジナルワークシートつき:セミナーのあとも、自分のペースで考えを進められます

「やりたいことがまだ決まっていない」という段階でも大丈夫です。実際に、LadyCarryの1対1の個別相談に申し込んだ方の約43%は、まだ求人に応募もしていない“モヤモヤ段階”からのスタートでした。受講後の担当コーチへの満足度は99.6%です。

※LadyCarry 個別相談(無料カウンセリング・パーソナルセッション)申込フォームより集計(2025年2月〜2026年9月/実人数4,108名)、LadyCarry受講生 卒業時アンケート調査(2025年7月〜2026年9月/実人数242名)。担当コーチの満足度は「5:大変満足」「4:満足」と回答した割合

自己理解した自分を、これからの働き方につなげる手順を知りたい方は、こちらの記事も確認してください。

まとめ|ライスワークでも、自分で選べば納得して働ける

まとめ|ライスワークでも、自分で選べば納得して働ける

ライスワークでも大丈夫です。仕事に求めることと、仕事以外で満たしたいことを分けて考えれば、自分に合う仕事との付き合い方を選べます。

  • ライスワークは生活のための仕事、ライクワークは好きな仕事、ライフワークは人生をかけて取り組みたいこと
  • 「お金のために働く」はふつうのこと。好きなことや生きがいは仕事以外で満たしてもいい
  • 割り切れないときは、仕事の時間がつらいのか、仕事以外の時間が足りないのかを見分ける
  • 4ステップで、今の仕事をどれとして持つかを決め、3か月試して見直す

まずは今日、「仕事に求めること」と「仕事以外で満たしたいこと」を3つずつ書き出すところから始めましょう。仕事にやりがいを見つけたいと感じた方は、こちらの記事も確認してください。

ライスワークに関するよくある質問

ライスワークとライフワークの違いは何ですか?

ライスワークは生活費を得るための仕事、ライフワークはお金になるかどうかに関係なく、人生をかけて取り組みたいことです。ライフワークは仕事とは限らず、趣味や活動の場合もあります。

ライスワークのままでいいのか不安です。

生活のために働くのはふつうのことです。仕事に最低限求めることが満たせていて、仕事以外の時間で大切にしたいことができていれば、ライスワークのままでも納得して働けます。

ライクワークとは何ですか?

好きなことや得意なことを活かせる仕事のことです。ライスワークとライフワークの間にあるイメージで、同じ仕事でも、人によってライスワークにもライクワークにもなります。

ライフワークが見つからないときはどうすればいいですか?

無理に見つけなくても大丈夫です。まずは仕事以外で大切にしたいことを書き出し、気になることを小さく試してみましょう。続けたいと思えるものが、少しずつライフワークになっていきます。

ライスワークでもいい?ライフワーク・ライクワークとの違いと、仕事との付き合い方を選ぶ4ステップ

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