採用人事としてキャリアを積みながらも、「自分のキャリアが一番わかっていない」と感じていたNさん。条件面を優先して職場を選んでは、入社後にギャップを感じる。そんな転職を重ねるなかで、自分の強みにも自信を持てずにいました。
LadyCarryの「あんしんキャリアデザインコース」で過去と丁寧に向き合い、価値観や才能を言葉にしていったNさん。並だと思っていたスキルも掛け合わせれば自分だけの武器になると気づき、フリーランスとして採用支援の道を選びました。
受講前の葛藤から、心の土台と向き合った時間、そしてこれからの挑戦まで、Nさんの言葉でたどります。

人事なのに「自分の職場選びが一番下手」だと思っていた
――LadyCarryを受講する前は、どんなことに悩んでいましたか?
キャリアチェンジをして採用人事という仕事に就いたものの、自分が一番職場選びが下手だなと思っていました。良さそうと思って入った会社でも上司とソリが合わず、短期間で離職することになってしまって。入社してから「面接で感じた違和感は間違っていなかったんだな」と気づくことが多かったんです。
転職はいつもどこか切羽詰まっていたので、条件面だけで選んでいました。自分の直感や内面を大事にできていなかったんだと思います。人事のキャリアを歩んできたのに、自分のキャリアが一番わかっていないのはマズいのでは?という気持ちもありました。
――転職の回数についても気にされていたそうですね。
はい。転職回数が重なっていたので、次の転職は厳しいんじゃないかと感じていました。好奇心旺盛でいろいろなことに興味が移る反面、飽き性なところもあって、結局自分に合う仕事が何なのかはわからないまま。
フリーランスにも興味はあったんです。でも自己肯定感が低くて、自分にはスキルも強みもないから無理だと諦めていました。
――無料カウンセリングに参加してみて、どんな気づきがありましたか?
自己肯定感の話をしているときに、カウンセラーの方から「自分のことを話すときに、ジャブを打ったり、ごまかし笑いをしたり、自信がなさそうに話しますね」と鋭いツッコミを受けて(笑)。言われてみると、本当にその通りだなと実感しました。
得意なことやできることを聞かれても、頭をよぎるのは「でもほかの人の方ができるし」「私はできても人並み」という思い。そんな自分に気づかされた時間でした。
「自分に合う職場の選び方がわからない」と感じているなら、まずはLadyCarryの適職診断で今の自分の傾向をのぞいてみませんか?
いくつかの質問に答えるだけで、あなたの強みや価値観、働き方の傾向から、向いている仕事の方向性を整理できます。
「やらなきゃ良かった」と後悔する自分は思い浮かばなかった
――受講を決めるとき、どんな思いを大事にしましたか?
何かにチャレンジするときに、「自分ならできる!」「私なら大丈夫!」と思える自信が欲しかったんです。変わりたいという気持ちが、受講を決めたいちばんの理由でした。
LadyCarryには、キャリアだけでなく自己肯定感や自己効力感を高めるコースがあると知って、魅力的に感じたんです。正直、金銭的な余裕はなかったんですよね。でも、このチャンスをお金の理由で諦めるのは違う気がして、自分の直感に従いました。
――受講中、特に印象に残っている内容は何ですか?
「心の土台」に関するテーマは、正直つらい回でした。家族との関係に向き合う内容だったので、事前準備では泣きながら書いたり、コーチングの中で涙が止まらなかったりしたこともあります。
過去のすべてが癒えたわけではありません。「あのときの私はどうしてほしかったのか」、今も答えがわからないことは多いです。それでも、コーチに「それでもいい」と肯定してもらえたのは心強かったですね。
――向き合ったことで、どんな変化がありましたか?
時間をかけて振り返り、自分の内面を客観的に観察して、事実として書き出していきました。そうするうちに、マイナスに働く思考の癖にブレーキをかけられるようになったんです。
事実として見たときに「意外とできてる」と自分を認められる場面も増えました。少しずつ、できることに目を向けられるようになってきたと思います。
並のスキルも、掛け合わせれば「私だからできること」になる
――自己分析では、どんな価値観が見えてきましたか?
一つは「道理」です。親友に「自分って人生で何を大事にしてそう?」と聞いたら「道理」と言われて、「あーね!あるね」と腑に落ちました(笑)。理不尽なことや、筋の通らないことを平気でする人にはモヤモヤしてしまうんです。
もう一つは「感謝」。面と向かって「ありがとう」と言われて、心が軽くなった経験が何度もありました。役に立てていると実感できることが、私の原動力なのだと思います。
――周りからの評価で、強みに気づいたこともありましたか?
前職では、上司から「エンジニア採用は任せたからね」と言ってもらえたり、先輩から「エンジニアサイドとの話し合いやバナー作成は本当に助かっている」と言われたりしていました。振り返ると、明確に頼りにされているときが一番力を発揮できていたんです。
知り合いのバナーやアイコン作りを手伝うと、「センスがある」「仕事が早い」と褒めてもらえることもありました。ただ、それは好きだから早いだけだと思っていて、強みとしては捉えられていなかったですね。
――受講前と後で、特に変わったと感じることは何ですか?
これまでやってきたことを掛け合わせることで、市場価値を高められると知れたことです。エンジニアとしての経験、エンジニア採用の経験、そして趣味で続けてきたデザイン。
一つひとつのスキルは並だったとしても、私だからこそ掛け合わせてできることがあると教えてもらえて、気づけて本当によかったです。
推しの魅力を届ける「布教」が、やりたいことに近かった
――キャリアの方向性は、どのように見えてきたのですか?
最初は「自分と同じように自己肯定感が低く、自信を持てない人の力になりたい」とキャリアビジョンを描いていました。でも、実現できたらいいなと思う一方で、本当にやりたいことは少し違う気がしていて。
コーチングの中で整理していくと、「布教活動」がやりたいことに近いとわかったんです。推したい人やコンテンツの良さを言葉にして、わかりやすく届けることが、自分のやりたいことだとはっきりしました。
「これなら負けない」と思えることを考えたときも、出てきたのは「相手にわかりやすく伝えようとすること」だったんです。
――なぜフリーランスという働き方を選んだのですか?
採用の仕事は好きなので、これからも続けていきたいと思っていました。企業の採用人事から採用支援のフリーランスになれば、今のスキルを活かしたまま、環境と収入を自分で変えていけると考えたんです。
力を発揮しやすい環境も整理しました。チームで協力しながら進められること、ある程度自由に工夫できること、そして愛犬のそばで働けるリモート環境。フリーランスなら、そうした条件を自分で選びやすいと思いました。
――具体的には、どんな仕事をしていきたいですか?
軸になるのは、これまでずっと携わってきたエンジニア採用です。戦略から実行までできる、エンジニア採用のスペシャリストを目指しています。採用広報やブランディングにも力を入れて、いろいろな企業をサポートできるようになりたいですね。
デザインは、まずは簡単なバナー作成から副業で受けていくつもりです。推し活の楽しさを音声配信で発信したり、愛犬の配信を続けながらSNS運用の試行錯誤をしたり。趣味の延長でも、挑戦は続けていきます。
不安はあっても、挑戦したいことを諦めないキャリアを
――これから先、どんな人生にしていきたいですか?
正直、フリーランスでやっていく不安はまだ残っています。けれど、自分にはできることがたくさんあると気づけたので、挑戦したいと思ったことを諦めないキャリアを築いていきたいです。
趣味だったものが仕事につながる可能性もわかりました。今はまだ趣味の範囲ですが、楽しみながらいろいろチャレンジしていくつもりです。愛犬との未来を想像しながら、忙しくても難しくても「楽しい」と思える働き方を続けていけたらうれしいですね。
――受講を迷っている方へ、メッセージをお願いします。
決して安い金額ではないと思うんです。私も悩みましたが、不思議と「やらなきゃ良かった」と後悔している自分は思い浮かばなかったので、直感を信じてみました。
実際に受講してみて、独学や自分一人の力では今の選択はしていなかったと、自信を持って言えます。
自分に投資した先に、少しでもワクワクしている自分を想像できるなら、飛び込んでみるのも悪くないと思いますよ。
自分の強みや価値観を整理して、これからのキャリアを考えたい方は、こちらの記事も読んでみてください。

キャリアコーチ・キャリアアドバイザー。LadyCarry認定コーチ。これまでに300人以上のキャリア相談に携わる。Gallup認定ストレングスコーチの資格を保有し、強みを活かしたコーチングにも従事。20〜30代女性が「自分らしさを仕事に変える」ための支援に特化。


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