結婚を機に仕事を辞め、そこから約2年。短期アルバイトで久しぶりに働く楽しさを感じた一方で、Mさんの心には「ブランクがある自分は就職できるのか」「また長く続かなかったら…」という不安がありました。
自己分析を通して「自分から動いているとき」に充実していたと気づき、書類添削で「話せる経験がある」と自信を取り戻したことで、正社員への一歩を踏み出せたと話すMさん。
何をしたいのかもわからなかった状態から、どのように働き方の軸を見つけていったのか。受講前の葛藤から今後の展望まで、お話を伺いました。

2年のブランクに「普通のこともできないのでは」と不安だった
――受講前はどんな状況でしたか?
結婚を機に仕事を辞めて、そこから2年ほどは働いていない状態でした。新卒で入った職場は体調を崩して離れることになり、その後はずっと興味のあった畜産の現場で働いていたんです。ただ、結婚にともなう引っ越しで通えなくなって退職しました。
昨年の秋から短期のアルバイトを始めて、工場での製造や事務の補助などを経験しています。
――短期アルバイトを始めて、どんな気持ちの変化がありましたか?
久しぶりに働いてみて、働くことってこんなに楽しいんだと感じました。
一方で、短期だと期限があるので長くは働けませんし、そのたびに面接を受けて、通る保証もない。その不安定さが、これから先を考えると不安になってきました。
友人や、アルバイト先で出会った方の話を聞くと、長く続けていること自体が素晴らしいし、その場所で楽しみながら自分で工夫して働いている姿がかっこいいなと。うらやましいと思ったのを覚えています。
――受講前、いちばん不安だったことは何でしたか?
2年間のブランクがあって、そもそも就職できるのかどうかです。
それに加えて、何をしたいのか、どう生きたいのかもまったくわからない状態でした。また長く続かずに辞めてしまって「自分には普通のこともできないんだ」と失望したくない。次こそは楽しく長く働きたい、という気持ちが強かったですね。
「講座は絶対に受けない」と思っていた私が、受講を決めた理由
――LadyCarryを知ったきっかけを教えてください。
適職の見つけ方についてのウェビナーに参加したのが始まりです。正直、最初は「講座の勧誘があるだろうから、絶対に受けない」と思っていました(笑)。
でも、登壇されていた方の話し方に惹かれて、無料カウンセリングに申し込んでみたんです。当日も丁寧に話を聞いていただきました。
――受講の決め手は何でしたか?
「次こそは長く楽しく働ける職場を見つけたい」という思いを大事にして決めました。
実は以前にもコーチングなどにお金をかけたことがあるのですが、フリーランスを目指す内容が中心で、自分の目指す方向とは合いませんでした。自分を律するのが苦手なので、出勤して人と顔を合わせて働くほうが向いていると気づいたんです。
LadyCarryは、適職の軸を見つけるサポートと転職のサポートの両方がそろっていました。
「30歳になる前に動かないと、転職が難しくなるかもしれない」という焦りもありましたし、カウンセリングで「このサービスを使わないとしたら、どうやって探しますか?」と聞かれたことも大きかったです。
ブランクのある自分がひとりで探すより、専門的なサポートを受けたほうがいいと思えました。
自己分析で思い出した「なめられてなんぼ」という言葉
――受講していて、印象に残っているカリキュラムは何ですか?
自己分析の一連の流れです。過去の出来事から今の考えに至るまでをたどっていくと、興味関心や価値観が急に見えてくる瞬間があって、それがすごく面白かったです。
初回は、これまでの職場を嫌になって辞めたわけではなかったので、不満を出すところから難しくて。理想の姿もぼんやりとすら浮かばない状態でした。それでも、仕事内容や条件に縛られずに話すうちに、自分が目指したい人物像が少しずつ見えてきました。
――自己分析で見えてきた、Mさんの軸は何でしたか?
これまでなんとなく生きてきたと思っていたのですが、充実していた時期には「自分から動いたこと」と「自分がかっこいいと思えていること」が軸にあったとわかりました。価値観でいうと「自発」は絶対に外せないものです。
もともと人見知りで、できない自分を見せるのはかっこ悪いと思っていました。でも学生時代、委員会活動の先輩にかけてもらった「なめられてなんぼ」という言葉で一度吹っ切れたことがあって。それが大きな転機だったことを思い出したんです。
社会人になってから、また「お客様のためにできる自分でいなきゃ」という考えに戻ってしまっていました。でも今は、泥臭くても一生懸命身につけようとしている人もかっこいいと思えている自分に気づけました。
初心者はできなくて当たり前なので、とにかく自分から学びに行く姿勢を持ち続けたいと思っています。
――広報という仕事に関心を持ったのはなぜですか?
才能分析では、ストレングスファインダー®の上位に人間関係を築く資質が多く出て、最初は「そんなことあるかな?」と思っていたんです。でも振り返ってみると、周りの人のことを意外と気にかけていて、自分にとっては大きなテーマなんだと実感しました。
前職では、酪農家さんにインタビューをして牧場の紹介記事を書いたり、製品のチラシを作ったりしたこともあります。チラシは「印象に残っていた」と言ってもらえて、構成を考えるのも楽しかったんですよね。
漠然と「人の役に立ちたい」と思っていたのが、「誰かが頑張って作っているものや、好きなことを世の中に広めたい」と少し具体的になりました。
広報という名前はかっこいいし、広告を考えるのも好きやしな、と憧れだけ持っていた部分もありましたが、もしかしたら自分にも関係のある仕事なのかも、と視野が広がりました。
受講前は、やりたいことも続けられそうな仕事も全然ないと思っていたので、自分でも驚いています。
「話せることがある!」書類添削で取り戻した自信
――転職活動の準備で、役に立ったことは何ですか?
職務経歴書を書いたことがなかったので、添削までしていただいて雛形ができあがったのがとても大きかったです。
実績に書けるものはないと思っていましたが、添削を受けて書類が形になったときは感動しました。言葉は使いようだなと実感しています。
まったく自信がなかったところから「話せることがある! もしかして思ったよりちゃんと働いていたのでは?」と思えるくらいには、自信がつきました。
求人の探し方も勉強になりました。職種の名前で調べても、やりたいことができるとは限らない。間口を広く取りがちなので、どんなリスクがあるかを考えながら探さないと、ふんわりした求人に惹かれてしまうなと気づけたのも収穫です。
――受講前と後で、特に変わったと感じることは何ですか?
受講前は「次こそはしっかり長く働ける場所、永年雇用レベルで勤められる場所を」と思い込んでいました。まだその考えに囚われている部分もありますが、キャリアは段階的に積んでいくものだと、少しずつ枷が外れてきました。
理想の未来も、最初は「こんな大きなこと、叶うと思っていいのかな」と考えてしまっていたんです。それでも初回の「ぼんやりとも浮かばない」状態に比べると、だいぶワガママに未来が描けて、楽しそうやん、と思えるようになりました。
興味あることに、怖がらずに挑戦していきたい
――これから先、自分らしさを活かして、どんな人生にしていきたいですか?
興味あることに、怖がらずに挑戦する人生にしたいです。
働くときはしっかり働いて、休むときはしっかり休む。仕事中は仲間と対等に意見を交わしながら打ち込んで、休日は旅行に出かけて、その場所でしか見られない景色やご当地の料理を楽しみたいですね。
短期のアルバイトでも仕事のことが夢に出てくるくらい引きずってしまうタイプなので、オンとオフを切り分けられる働き方を大事にしたいと思っています。
いつかは、「これをやりたいけど、やり方がわからない」「自分なんて…」と立ち止まっている人の背中を押して、その人の好きなことや得意なことが活きるようなお手伝いもできたらうれしいです。
――理想に向けて行動するうえで、不安に感じていることはありますか?
一度「こうだ」と思った価値観を、柔軟に変えられなさそうなところです。
なので、定期的に自分との対話を、振り返りができる形で残していこうと決めました。自己分析はこれからの人生の軸にもなりそうだと感じているので、何度でも立ち返りたいです。
「早くやってみればよかった」と思うことだらけだったから
――最後に、受講を迷っている方へメッセージをお願いします。
私自身、「やってみたいけど、よくわからないからやらない」をずっと繰り返してきました。でも実際にやってみると、どうということはなくて、「早くやってみればよかった!」と思うことばかりだったんです。
受講前の私は、就職できるかもわからないし、何をしたいかもわからない状態でした。それが「こんな人になりたかったんだ」「こんな力があったんだ」と少し自信が持てて、「こんな仕事やってみたいかも」と思えるところまで来られました。
ブランクがあっても、やりたいことがわからなくても大丈夫。迷っているなら、まずは無料オンラインセミナーで話を聞いてみるところから始めてみてください。
ブランクからの転職や、自分に合う働き方の選び方を知りたい方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。

キャリアコーチ・キャリアアドバイザー。LadyCarry認定コーチ。これまでに300人以上のキャリア相談に携わる。Gallup認定ストレングスコーチの資格を保有し、強みを活かしたコーチングにも従事。20〜30代女性が「自分らしさを仕事に変える」ための支援に特化。


コメント