会計事務所で税務補佐として働いていたIさん。資格の勉強をしながら実務経験を積もうと入社したものの、厳しい指導が続くなかで自信をなくし、「このまま何も変わらなかったらどうしよう」という不安を抱えていました。
LadyCarryでの過去分析を通して見えてきたのは、進路を周りに委ねるうちに染みついていた「人の顔色をうかがう」癖。自分を押し殺してまで頑張らなくていい、自分を優先していいと気づいたIさんは、卒業後、進学という道を選びました。受講前後の気持ちの変化について、お話を伺います。

「何をやってるんだろう」と考える毎日だった
――受講前は、どんなお仕事をされていましたか?
会計事務所で税務補佐をしていました。お客様から預かった領収書などを集計して、税務署に提出する書類をつくる仕事です。資格の勉強をしながら実務経験も積めると思って入社したのですが、なかなか仕事を教えてもらえる環境ではなくて。
上司からの厳しい指導が続き、入社して半年ほどで「この仕事は向いていない」と言われたこともあります。入社前に持っていた向上心もだんだん薄れ、会社に行くのが嫌になって、体調にも影響が出始めていました。自分に自信がなくなって、何も楽しくない、私は何をやってるんだろうと考える毎日でした。
プライベートも余裕がなくて、受講の最初に人生の満足度を10点満点でつけたのですが、遊び・余暇は0点。どこにも遊びに行けていなかったんです。
本当は、好きなときにネイルをしたり、旅行に行ったりしたかった。卒業目標には「自分の適職を見つけて、今よりもっと楽しい生活をしている」と書きました。
――LadyCarryを知ったきっかけと、受講の決め手を教えてください。
資格の試験が終わって、そろそろ転職活動を始めようと思っていたときに、インスタの広告が目に留まりました。とりあえず無料でカウンセリングしてもらおうと思ったのが始まりです。悩みは「自分がやりたいことを知りたい」ということでした。
受講することへの不安よりも、「このまま何も変わらなかったらどうしよう」という気持ちのほうが大きかったですね。
決め手は、初回のカウンセリングで親身になって話を聞いてくださり、一つひとつ解決してくださったことです。
「「何をやってるんだろう」と思いながら働いている」と感じているなら、まずはLadyCarryの適職診断で今の自分の傾向をのぞいてみませんか?
いくつかの質問に答えるだけで、あなたの強みや価値観、働き方の傾向から、向いている仕事の方向性を整理できます。
過去を振り返って見つけた「人の顔色をうかがう」癖
――実際に受講してみて、最初はどう感じましたか?
転職の準備をするつもりだったので、「自分のことを知ろう」という内容だったのは正直意外でした。でも、知っているつもりで知らないことがたくさんあったんです。
「自分ってこうなんだ!」と知れたのは、初めての感覚でした。受講全体を通して、自分はどういう人間だったのか、どういう考え方をするといいのかが少しずつ分かってきたと思います。
――一番印象に残っているワークは何ですか?
過去分析です。小さいころは算数が好きで、計算のタイムで1番を目指すような負けず嫌い。人と同じことはしたくないタイプで、中学までは進路も「ここに行きたい!」と自分の口で伝えて決めていたんです。
学生時代は部活動に打ち込んでいて、その後の進路は周りの大人に勧められるまま選ぶことが多くなりました。行きたいところがあっても思うようにいかず、モヤモヤしたまま「もういいや」と流されてしまったこともあります。人の顔色をうかがうようになったのはそのころからで、それが今まで染みついていたんだと気づきました。
振り返ると、わりと自由にやりたいことをやってこられたし、周りの人にも恵まれていたと思います。
ただ、社会に出るまで、ああいう厳しい言い方をする人がいることを知らなかったんです。だから、いざその場面に立ったときに、うまく考え方を切り替えられなかったんだと腑に落ちました。
資格へのこだわりを問い直して見えた、本当の気持ち
――才能分析では、どんな強みが見えてきましたか?
上位の資質は調和性、成長促進、収集心、学習欲、親密性でした。調和性については、チームの中で全体を見る役割を長く担ってきたことで、視野の広さとして育ってきたものだと分かりました。
成長促進は、一緒に過ごしてきた人なら「この人はこれが得意なんだろうな」と分かって、その人の長所に合わせてサポートしようとする力です。以前、人に教える立場になったとき、相手が理解して前向きに取り組めるようになったのが一番のやりがいだったことともつながりました。
――欲求分析ではいかがでしたか?
一番上にきたのは自尊でした。自分を大切にしたい、傷つきたくない、否定されたくないという気持ちです。その次が笑いで、笑顔を生みたい、笑顔に囲まれていたいという欲求でした。
やりたくないことを書き出したときも、「人の顔色をうかがいたくない」「自分の気持ちを殺してまで何かを続けたくない」という言葉が出てきました。ずっと我慢してきたけれど、本当は自分を大切にしたかったんだと気づいたんです。
――コーチとのセッションで、印象に残っている問いかけはありますか?
ずっと目指していた資格について、「なんでその資格なの?」と聞かれたことです。計算や簿記が好きで、その勉強を仕事に活かしたい、独立するなら資格があったほうが有利だと思っていました。
でも、「その資格じゃないといけない理由は?」と考えてみると、自分で目標を決めたから走り抜けたいだけで、こだわる理由は特にないのかもしれないと気づいたんです。目標を持つのはいいけれど、まだ走り切れていない。目標が高すぎるのかな、と立ち止まるきっかけになりました。
一度立ち止まって考えたうえで、それでもやっぱり挑戦したいという気持ちが残ったのは、自分にとって大きな確認でした。キャリアの軸を書き出したときも、一番に置いたのは勉強の時間をしっかり確保できる働き方です。
自分を押し殺さなくていい。「自分優先」で選んだ進学という道
――LadyCarryを受講して、一番変わったことは何ですか?
これまでは、自分を押し殺してでも何かをやり遂げなきゃと思っていました。でも、そこまでする必要はないと気づかされたんです。自分優先でいいんだって。
受講を始めたころ、コーチに「卒業したら、笑いたい!」と話していたんです。家族はいつも応援してくれていて、だからこそ迷惑をかけたくないという気持ちもあったのですが、人の顔色ばかりをうかがうより、自分の気持ちを大切にしていいと思えるようになりました。
――卒業後はどんな道を選ばれましたか?
卒業後は、進学という道を選んでいます。受講中はキャリアの方向性として転職も視野に入れていたのですが、最後は自分で決めた道に進むことにしました。
周りに言われたからではなく、自分の気持ちを確かめたうえで選べたことが、何よりの変化だと思います。
「変わりたい」という気持ちは、自分からのSOSかもしれない
――これから、どんな自分でいたいですか?
受講中に描いたビジョンでは、1年後には「この仕事楽しい」と思えることをしていて、オンとオフをちゃんと区切れている自分を思い浮かべました。プライベートでは、ネイルやジムに通ったり、自分にとって居心地のいい部屋をつくったりしたいです。
その先は、お金にも気持ちにも余裕を持って、人のために働けるようになりたいと思っています。
――LadyCarryの受講を迷っている方へ、ひとことお願いします。
「自分が変わりたい」と思って今行動しているなら、その行動は、今の状況から抜け出すための自分からのSOSなのかもしれません。
私も、自分のことを知っているつもりで、知らないことがたくさんありました。自分を見つめ直すきっかけを、一つつくってみてはどうでしょうか。
自分の強みや価値観を知る方法をもっと知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

キャリアコーチ・キャリアアドバイザー。LadyCarry認定コーチ。これまでに300人以上のキャリア相談に携わる。Gallup認定ストレングスコーチの資格を保有し、強みを活かしたコーチングにも従事。20〜30代女性が「自分らしさを仕事に変える」ための支援に特化。


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