上司と合わないときはどうする?疲れた・辞めたいときの原因の見分け方と「残る・異動・転職」の選び方

上司と合わないときはどうする?疲れた・辞めたいときの原因の見分け方と「残る・異動・転職」の選び方

「上司と話すだけで疲れる」「何を言っても否定される気がする」「職場の人間関係に疲れて、仕事を辞めたい」。上司や職場の人とうまくいかず、毎朝の出勤がつらくなっている20〜30代の女性は少なくありません。

上司と合わないときは、まず「何が合わないのか」を見分け、今の職場で試せることをしてから、変わらなければ異動や転職を考えるのがおすすめです。いきなり辞めるか我慢するかの二択で考えなくて大丈夫です。

この記事では、上司と合わない原因の見分け方、今の職場で試せること、「残る・異動・転職」の判断基準を、LadyCarry卒業生3人の体験談とあわせて紹介します。

この記事のポイント
  • 上司と合わないときは、まず「合わない理由」がどのタイプかを見分ける
  • 今の職場で試せることをしてから、変わらなければ異動・転職を考える
  • 心身に不調が出ている、ハラスメントの可能性があるときは、早めに相談を優先する
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「人間関係のせいなのか、仕事自体が合っていないのか分からない」という方は、まずLadyCarryの適職診断で今の自分の傾向をのぞいてみませんか?

いくつかの質問に答えるだけで、あなたの強みや価値観、働き方の傾向から、向いている仕事の方向性を整理できます。残るか動くかを考える前の材料として活用してみてください。

目次

上司と合わない・職場の人間関係に疲れるのは珍しいことではない

上司と合わない・職場の人間関係に疲れるのは珍しいことではない

上司や職場の人と合わないと、「我慢できない自分が弱いのかも」と考えてしまいがちです。でも、人間関係は、仕事を辞める理由として多くの人が挙げるものの一つです。一人で抱え込まず、状況を整理するところから始めましょう。

人間関係を理由に仕事を辞める人は少なくない

厚生労働省の「令和6年雇用動向調査結果の概況」では、転職した人が前の仕事を辞めた理由として「職場の人間関係が好ましくなかった」を挙げた割合は、女性で11.7%、男性で9.0%でした。

人間関係に悩んで仕事を辞めたいと感じるのは、あなただけではありません。だからこそ、勢いで決めずに「どうしたら一番納得できるか」を考えることが大切です。

「合わない」は、どちらかが悪いとは限らない

仕事の進め方や話し方、大切にしていることが違えば、どちらも悪くなくても「合わない」と感じます。「相手が悪い」「自分がダメ」のどちらかに決めつけないことで、取れる対策が見えやすくなります。

ただし、人格を否定される、大声で責められるなど、明らかに度を超えた言動がある場合は別です。次の章のセルフチェックでDに当てはまる方は、早めの相談を優先してください。

年下の上司と合わないときは

年下の上司と合わないと感じるときは、「年齢」ではなく「役割」で関係を考えると、気持ちが少しラクになります。上司は仕事の方向を決める役割、あなたは経験を活かして仕事を進める役割、と分けて考えてみましょう。

年下だから話しにくい、指示に納得しにくいという気持ちがあるなら、まずは報告や相談の仕方を上司に合わせることから試してみてください。経験から気づいたことは「指摘」ではなく「提案」として伝えると、受け取ってもらいやすくなります。それでも合わない理由が年齢以外にある場合は、次の章のセルフチェックで原因を見分けていきましょう。

上司と合わない原因を見分けるセルフチェック

上司と合わない原因を見分けるセルフチェック

「合わない」と一言でいっても、原因によって取るべき行動は変わります。当てはまるものにチェックを入れて、どのタイプに一番多くつくかを確かめてみましょう。

A:仕事の進め方・価値観のズレ
  • 仕事のやり方や優先順位の考え方が、上司とよく食い違う
  • 大切にしていること(スピード・丁寧さなど)が違うと感じる
  • 上司の指示の意図が分からず、やり直しが多い
B:コミュニケーションのズレ
  • 話しかけるタイミングや報告の仕方で、よく注意される
  • 上司の言い方がきつく感じて、萎縮してしまう
  • 意見や提案を最後まで聞いてもらえない
C:評価・扱いへの不満
  • 頑張りや成果を正当に見てもらえていないと感じる
  • 仕事の割り振りが自分にだけ偏っている気がする
  • 今の上司の下では、成長の機会がないと感じる
D:ハラスメントの可能性
  • 人格を否定するような言葉を言われる
  • 人前で大声で責められる、無視されるなどが続いている
  • 出勤前に体調が悪くなる、眠れない日が続いている
チェック結果の見方

チェックが一番多かったタイプから、次に読む場所を選んでください。

上司と合わないとき、今の職場で試せる4つのこと

上司と合わないとき、今の職場で試せる4つのこと

A・Bタイプのように、仕事の進め方やコミュニケーションのズレが原因なら、少しやり方を変えるだけで、しんどさが軽くなることがあります。辞めるかどうかを決める前に、試してみましょう。

報告・相談の「形」を上司に合わせる

結論から聞きたい人、経緯から知りたい人、口頭が好きな人、文字で残したい人。上司によって受け取りやすい形は違います。「結論から話す」「チャットで要点をまとめて送る」など、伝える形を上司に合わせるだけで、すれ違いが減ることがあります。

上司に期待しすぎない

「分かってほしい」「認めてほしい」という気持ちが強いほど、思いどおりにならないときにつらくなります。上司は「仕事を一緒に進める相手」と割り切り、心の支えは職場の外にも持っておくと、気持ちが楽になります。

上司以外に相談できる人を見つける

同じ部署の先輩、別の部署の人、人事など、上司以外に相談できる人がいると、一人で抱え込まずにすみます。仕事の進め方で迷ったときの確認先にもなります。上司ではなく同僚や先輩など、特定の苦手な人との付き合い方に悩んでいるときは、職場の嫌いな人・苦手な人との距離の置き方も参考にしてください。

やりとりを記録しておく

いつ、何を言われたか、どう対応したかを簡単にメモしておきましょう。異動や配置換えを相談するとき、またハラスメントの相談をするときにも、具体的な記録が役に立ちます。

人に気を使いすぎて疲れてしまう方は、気を使いすぎて疲れる人の特徴と対処法も参考にしてください。上司だけでなく、職場全体で居場所がないと感じている方は、職場に馴染めないときの原因の見分け方と、残る・異動・転職の選び方もあわせて読んでみてください。

「残る・異動・転職」の判断基準

「残る・異動・転職」の判断基準

今の職場で試しても変わらないときは、異動や転職も前向きな選択肢です。大切なのは、「上司から離れること」だけでなく、「次はどんな環境で働きたいか」まで考えてから動くことです。異動を希望するときの伝え方や社内公募の使い方は、異動したいときの伝え方と例文で紹介しています。

状態別|まず試すこと・変わらなければ考えること

今の状態まず試すこと → 変わらなければ
仕事内容は好きで、上司とのやりとりだけがつらいまず残る(伝え方・距離を変える)→ 変わらなければ異動を相談
評価や仕事の割り振りに納得できないまず上司・人事に相談→ 変わらなければ異動・転職
社内に、別の上司の下で働ける部署があるまず異動を相談→ 難しければ転職
人間関係だけでなく、仕事内容や会社の方針にも違和感があるまず自分の軸を整理→ その軸に合う転職先を探す
ハラスメントの可能性がある、心身に不調が出ているまず相談・休む(社内外の窓口・医療機関)→ 回復してから次を考える

迷ったときは、「この上司がいなくなったら、今の仕事を続けたいか」を自分に聞いてみましょう。「続けたい」なら残る・異動、「それでも違う」なら転職を考える目安になります。

転職するなら「次の上司・職場」を見極める

人間関係を理由に転職するときは、条件だけで次の職場を選ばないことが大切です。面接で一緒に働く人の雰囲気を聞く、職場見学をお願いするなど、「どんな人と働くか」を確かめる工夫をしてみましょう。

転職するかどうか迷っている方は、転職したいけど迷うときの決め方も参考にしてください。転職をくり返してしまって不安な方は、転職を繰り返す女性に向けた職場の選び方もおすすめです。

異動や転職も考えるなら、自分に合う職場の雰囲気や働き方を先に知っておくと、次も同じことで悩むのを防ぎやすくなります。LadyCarryの無料の適職診断で、強みや価値観、働き方の傾向から向いている仕事の方向性を確かめてみてください。

職場の人間関係に疲れたときのセルフケアと相談先

職場の人間関係に疲れたときのセルフケアと相談先

上司との関係に悩んでいると、仕事以外の時間まで気持ちが休まらなくなります。動くかどうかを決める前に、まず自分の心と体を守ることを優先しましょう。

仕事の外で、気持ちを切り替える時間をつくる

帰宅後や休日に、好きなことに集中する時間や、何も考えない時間を意識してつくりましょう。仕事のことを考えてしまうときは、モヤモヤを紙に書き出すだけでも、頭の中が少し整理されます。

つらさが続くときの相談先

眠れない、食欲がない、出勤前に体調が悪くなるといった状態が続くときは、無理をせず医療機関や産業医などに相談してください。厚生労働省の「こころの耳」では、働く人向けの相談窓口が紹介されています。

上司の言動がハラスメントに当たるかもしれないときは、社内の相談窓口や人事に相談しましょう。社内に相談しにくい場合は、厚生労働省の「あかるい職場応援団」で外部の相談窓口を確認できます。

【体験談】上司・職場の人間関係に悩んだ卒業生の3つの選択

【体験談】上司・職場の人間関係に悩んだ卒業生の3つの選択

上司や職場の人間関係に悩んでいた3人が、それぞれどんな選択をしたのか。LadyMapを運営する女性向けキャリアコーチング「LadyCarry」の卒業生の例を紹介します。

Oさん|上司との関係に悩みながらも、今の職場に残ることを選んだ

店舗で接客の仕事をしていたOさんは、直属の上司に意見や店舗の提案を最後まで聞いてもらえず、強いストレスを感じていました。同じ空間にいるだけでしんどく、体調にも影響が出始めていたそうです。

受講で自分を振り返るうちに、接客という仕事内容自体は嫌いではなく、やりがいを感じていると改めて気づいたOさん。コーチング期間中に人や環境が良い方向に変化したこともあり、焦って転職活動を始めるのではなく、準備を整えながら今の職場で頑張ることを自分で選びました。判断基準の表でいう「仕事内容は好きで、上司とのやりとりだけがつらい」に近い例です。

Oさんのインタビューを詳しく読みたい方は、こちらの記事も確認してください。

Mさん|異動で環境が変わり、「相性の合わない人もいる」と思えた

教育系の仕事をしていたMさんは、同じ部署の同僚とのやりとりに毎日しんどさを感じていました。転職も考えたものの、入社して数年で辞めていいのか迷い、一歩を踏み出せずにいたそうです。

受講後、ちょうど部署異動があり、一緒に働く人が変わったことで、人間関係のストレスがぐっと減ったといいます。Mさんはこの経験から「人間関係は自分の努力だけで解決するものではない」「相性の合わない人もいるし、それは仕方がない」と思えるようになりました。自己分析を通して、人に過度に期待しない、できないことは無理に抱え込まないという考え方も持てるようになったそうです。

Mさんのインタビューを詳しく読みたい方は、こちらの記事も確認してください。

Nさん|上司と合わずに短期離職した経験から、職場の選び方を見直した

採用人事として働いていたNさんは、良さそうと思って入った会社でも上司とソリが合わず、短期間で離職したことがありました。入社してから「面接で感じた違和感は間違っていなかった」と気づくことが多く、切羽詰まった転職で条件面だけで選んでいたと振り返っています。

受講では、自分が力を発揮しやすい環境として「チームで協力しながら進められること」「ある程度自由に工夫できること」などを整理しました。「上司から離れたい」だけで動かず、自分に合う環境の条件を言葉にしてから選ぶことの大切さが分かる例です。

Nさんのインタビューを詳しく読みたい方は、こちらの記事も確認してください。

一人で「残るか・動くか」を決めにくいときは

一人で「残るか・動くか」を決めにくいときは

上司との関係に悩んでいると、気持ちが疲れて、冷静に判断するのが難しくなります。3人のように、第三者と話しながら自分の気持ちや大切にしたいことを整理すると、「残る」も「動く」も、自分で納得して選びやすくなります。

LadyCarryの1対1の個別相談では、申込者の約43%がまだどこにも応募していない段階です。残るか辞めるかを決める前に相談する方も、少なくありません。

※LadyCarry 個別相談(無料カウンセリング・パーソナルセッション)申込フォームより集計(2025年2月〜2026年9月/実人数4,108名)

「辞めたい気持ちはあるけれど、勢いで決めたくない」という方に向けて、LadyCarryでは自己理解をこれからの選択につなげる考え方を学べる無料オンラインセミナーを開いています。今のモヤモヤを、自分の判断基準に変えていきたい方におすすめです。

LadyCarryの無料オンラインセミナー
  • 画面オフ・マイクオフで参加できる:自宅から周りを気にせず、リラックスして聞けます
  • 自分軸を見つける自己分析のコツ:今のモヤモヤを分けて、自分の判断基準を組み立てる考え方を学べます
  • オリジナルワークシートつき:セミナーのあとも、自分のペースで考えを進められます

LadyCarryの卒業時アンケートでは、受講後の担当コーチへの満足度は99.6%です。

※LadyCarry受講生 卒業時アンケート調査(2025年7月〜2026年9月/実人数242名)。担当コーチの満足度で「5:大変満足」「4:満足」と回答した割合

まとめ|上司と合わないときは「何が合わないか」から考える

まとめ|上司と合わないときは「何が合わないか」から考える

上司と合わないときは、まず「何が合わないのか」を見分け、今の職場で試せることをしてから、変わらなければ異動や転職を考えるのがおすすめです。

伝え方や距離のとり方を変えるだけで楽になることもあれば、異動や転職で環境を変えたほうがいいこともあります。ハラスメントの可能性があるときや心身に不調が出ているときは、我慢を続けず相談を優先してください。

まずはセルフチェックで、自分の「合わない」がどのタイプかを確かめてみましょう。仕事の内容そのものにも違和感があるときは、仕事がつまらないときの原因と選び方もあわせて読んでみてください。

仕事やキャリアの悩みを、もっと広く整理したい方は、こちらの記事も確認してください。

上司と合わないときによくある質問

上司と合わないという理由で仕事を辞めるのは甘えですか?

甘えではありません。厚生労働省の調査でも、職場の人間関係は仕事を辞める理由として多く挙げられています。

ただ、勢いで辞めると次の職場でも同じ悩みをくり返すことがあります。今の職場で試せることをしてから、「次はどんな環境で働きたいか」を考えて決めるのがおすすめです。

上司に「合わない」と感じていることを伝えてもいいですか?

「合わない」とそのまま伝えるより、「報告はチャットとミーティング、どちらがいいですか」のように、具体的な進め方を相談する形がおすすめです。

関係が悪化しにくく、すれ違いの原因も見つけやすくなります。

異動を希望するときは、どう伝えればいいですか?

上司が原因の場合は、人事や上司の上の立場の人に相談できるか、会社の制度を確認してみましょう。

「やりたい仕事」「伸ばしたいスキル」など前向きな理由とあわせて伝えると、話を進めやすくなります。記録しておいたやりとりも、状況を説明するときの材料になります。

転職しても、また合わない上司に当たったらどうしようと不安です。

どの職場にも合う人・合わない人はいますが、事前に確かめられることもあります。

自分が力を出しやすい環境の条件を言葉にしたうえで、面接で一緒に働く人の雰囲気を聞く、職場見学をお願いするなどしてみましょう。

上司と合わないときはどうする?疲れた・辞めたいときの原因の見分け方と「残る・異動・転職」の選び方

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