「SNSの投稿を考えるのは好きだから、副業にできないかな」「でも未経験の私に、本当にできるのかな」。そんなふうに迷っていませんか?
SNS運用の副業は未経験からでも始められますが、投稿をつくるだけでなく「数字を見て改善する」仕事なので、まず自分のアカウントで向いているかを確かめてから案件を受けるのがおすすめです。
この記事では、SNS運用の副業の仕事内容、向いてる人の特徴(セルフチェックつき)、本業と両立する前に確かめたいこと、未経験から小さく始める4ステップを、LadyCarry卒業生の例とあわせて紹介します。
- SNS運用の副業は、企業やお店のSNSで投稿の企画・作成・数字の振り返りを手伝う仕事
- 未経験なら、自分のアカウントで投稿と振り返りを続け、それを実績にしてから案件を受けると、向いているかを確かめながら進められる
- 「向いているか」はセルフチェックで確かめ、本業の就業規則と使える時間を先に確認する

「SNS運用の副業に興味はあるけれど、自分に向いているのかわからない」という方は、LadyCarryの適職診断で今の自分の傾向をのぞいてみませんか?いくつかの質問に答えるだけで、あなたの強みや価値観、働き方の傾向から、向いている仕事の方向性を整理できます。
SNS運用の副業(SNS運用代行)とは?仕事内容と、未経験から任されやすい仕事

SNS運用の副業とは、企業やお店、個人事業主のSNSアカウント(Instagram・X(旧Twitter)・TikTokなど)を、投稿の企画から数字の振り返りまで手伝う仕事です。「SNS運用代行」と呼ばれることもあります。
SNS運用の主な仕事内容
SNS運用の仕事は、大きく分けると次の5つです。
- 投稿の企画(何を、いつ、どんな見せ方で投稿するか考える)
- 画像や動画、投稿文の作成
- 予約投稿などの投稿作業
- コメントやメッセージへの返信
- インプレッション(表示された回数)や保存数などの数字の振り返りと報告
数字の振り返りまで任されるのが、SNS運用の仕事の特徴です。「どの投稿がよく見られたか」「なぜ反応がよかったのか」を考えて、次の投稿に活かしていきます。
未経験から任されやすい仕事・経験が必要な仕事
最初から運用のすべてを任されることは少なく、作業の一部から始めて、少しずつ任される範囲を広げていく人が多い仕事です。
決まった形式での投稿文・画像の作成、予約投稿などの投稿作業、コメントへの最初の返信など、手順が決まっている作業。
投稿の企画やアカウント全体の方針づくり、数字をもとにした改善の提案、広告の運用(お金をかけて投稿を届ける仕事)など、考えて判断する仕事。
SNS運用代行の案件には、「投稿1本ごと」など作業ごとに報酬が決まるものと、「1か月ごと」にアカウントの運用をまとめて任されるものがあり、報酬は案件によって大きく違います。まずはクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシング(ネット上で仕事を受けられるサービス)で実際の募集を見て、仕事内容と報酬の組み合わせを確かめておくと、自分に合う案件のイメージがつかみやすくなります。
SNS運用の副業に向いてる人の特徴5つ

SNS運用の副業に向いているのは、数字の変化をおもしろがれて、相手(見る人)の目線で言葉や見せ方を考えられる人です。まずはセルフチェックで、自分に近いものを確かめてみましょう。
- 「どの投稿がよく見られたか」を見比べるのが苦にならない
- 見る人がどう感じるかを想像して、言葉や写真を選べる
- 週に決まった回数、コツコツ続けられる
- SNSの新しい機能や流行をチェックするのが好き
- 文字のやりとりで、わかりやすく報告・相談できる
1. 数字の変化を見比べるのが苦にならない
SNS運用では、投稿のたびに表示回数や保存数などの数字が出ます。数字が下がっても落ち込みすぎず、「次はここを変えてみよう」と考えられる人は、改善を楽しみながら続けられます。
2. 見る人の目線で言葉や見せ方を選べる
企業のアカウントは、自分の好みではなく「そのお店のお客様」に向けて投稿します。接客や販売で、お客様に合わせて伝え方を変えてきた経験は、そのまま活かせる強みです。
3. コツコツ続けられる
SNSは、投稿を続けることで少しずつ見てもらえるようになるものです。毎週決まった曜日に投稿するなど、地道な作業を続けられる人に向いています。
4. 新しい機能や流行をチェックするのが好き
SNSは機能や流行の移り変わりが早い場所です。新しい機能を自分で試してみるのが好きな人は、それだけで仕事に役立つ情報を集められます。
5. 文字のやりとりで丁寧に報告できる
副業のSNS運用は、依頼主と会わずにチャットやメールでやりとりすることがほとんどです。「今週の投稿の結果と、次に試したいこと」を短くまとめて伝えられる人は、安心して任せてもらえます。
セルフチェックの結果別|次に読むところ
セルフチェックで当てはまった数によって、この先で特に読んでほしいところが変わります。
| 当てはまった数 | 次にやること |
|---|---|
| 4つ以上 | SNS運用と相性がよさそうです。次の章で本業との両立を確かめてから、「未経験からSNS運用の副業を始める4ステップ」に進みましょう |
| 2〜3つ | 当てはまった特徴を強みとして書き出しておきましょう。4ステップのSTEP1で、自分のアカウントで試しながら確かめるのがおすすめです |
| 0〜1つ | SNS運用以外の副業も比べてみましょう。下の適職診断で、自分の強みが活きる仕事の方向性を先に確かめるのもおすすめです |
「数字を見るのは好きだけど、SNSの仕事が合うのかはまだわからない」と感じた方は、適職診断で自分の傾向を確かめてから考えるのもおすすめです。
SNS運用以外の副業も比べたい方は、20代女性におすすめの副業と、始める前に考えたいこともあわせて読んでみてください。
SNS運用の副業を始める前に確かめたい3つのこと

SNS運用の副業を始める前に、本業の会社のルール、使える時間、契約とお金の3つを確かめておきましょう。ここをあいまいにしたまま始めると、本業にも副業にも無理が出やすくなります。
1. 本業の会社の就業規則
副業ができるかどうか、届け出が必要かどうかは、会社ごとに決まっています。国も「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を出していますが、まずは自分の会社の就業規則を確かめましょう(参考:厚生労働省「副業・兼業」)。会社の情報や、仕事で知ったことを投稿に使わないことも大切です。
就業規則を確かめずに始めると、本業の会社とトラブルになることがあります。届け出が必要な会社もあるので、始める前に確認しておきましょう。
会社に知られずに副業をしたいと考えている方は、会社にバレてしまう理由と対策も先に読んでおくと安心です。
2. 1週間に使える時間
SNS運用は、投稿の時間が決まっていたり、コメントにすぐ返したほうがよかったりする仕事です。平日の夜と週末で、無理なく使える時間を先に書き出しておきましょう。
3. 契約とお金のこと
副業のSNS運用は、業務委託(会社に雇われず、仕事ごとに契約する働き方)が中心です。仕事の範囲、報酬、やりとりの方法を、始める前に文章で確かめておきましょう。
「登録料を先に払えば案件を紹介する」「高額な講座を買えば稼げる」といった話には注意し、契約の内容をよく確かめてから始めましょう。
未経験からSNS運用の副業を始める4ステップ

未経験から始めるときは、自分のアカウントで練習する→数字を振り返って実績にまとめる→小さな案件で試す→続け方を決める、の4ステップで進めるのがおすすめです。投稿の作成など作業中心の案件なら、STEP1でつくった投稿を作例として見せれば応募できます。数字の振り返りや改善まで任される運用の案件をめざすなら、STEP2までまとめてから応募しましょう。
STEP1|自分のアカウントで、テーマを決めて投稿してみる
まずは自分のアカウントで、テーマを1つ決めて投稿してみましょう。好きなことや、今の仕事で詳しいこと(コスメ、料理、本、仕事の工夫など)をテーマにすると続けやすくなります。最初は週に1〜2回など、無理のない回数から始めます。
STEP2|数字を振り返って、実績としてまとめる
投稿を続けたら、表示回数や保存数などの数字を見て、「よく見られた投稿」と「そうでなかった投稿」の違いを書き出します。「何を変えたら、数字がどう変わったか」をまとめておくと、運用の案件に応募するときに見せられる実績になります。振り返りは、次の3つの手順で進めると続けやすくなります。
よく見られた投稿と、あまり見られなかった投稿を1つずつ選びます。
テーマ、写真や画像、投稿文の書き出し、投稿した曜日や時間帯など、違うところを書き出します。
次の投稿では、違いのうち1つだけを変えて、数字がどう変わるかを確かめます。
STEP3|小さな案件や身近な依頼で試してみる
クラウドソーシングの投稿作成の仕事や、知り合いのお店のSNSの手伝いなど、短い期間で終わる仕事から試してみましょう。最初は作業中心の案件でも、依頼主の考えに合わせて投稿する難しさや楽しさがわかります。慣れてきたら、STEP2の振り返りメモを見せて、数字の振り返りまで任せてもらえるか相談してみましょう。
STEP4|続けるか、広げるかを決める
STEP3で手応えがあったら、継続の案件を増やすか、デザインや文章など別のスキルと組み合わせて仕事の幅を広げるかを考えます。副業のまま続けるか、マーケティングの仕事として本業にするかは、STEP3で感じた「合う・合わない」をもとに決めましょう。マーケティングの仕事を本業にしたい方は、Webマーケターになるには?未経験から目指す4ステップも参考になります。
4ステップでつまずいたときは
4ステップは上から順番に進め、うまくいかないときは右の列を試すと迷いにくくなります。
| ステップ | うまくいかないときは |
|---|---|
| STEP1:自分のアカウントで投稿する | テーマが決まらないときは、セルフチェックで当てはまった特徴や、今の仕事で詳しいことから選ぶ |
| STEP2:数字を振り返って実績にまとめる | 数字の見方がわからないときは、「よく見られた投稿」と「そうでなかった投稿」を1つずつ並べて違いを探すところから始める |
| STEP3:小さな案件で試す | 案件が見つからないときは、STEP1・2に戻って投稿を続け、実績を増やしてから応募する |
| STEP4:続け方を決める | 迷うときは、副業のまま続けながら、本業にしたい気持ちが強くなるかを確かめる |
文章を書くことが得意な方は、Webライターの始め方と比べてみるのもおすすめです。
卒業生の例|自分のアカウントや趣味で試したことを、仕事につなげた

ここでは、LadyMapを運営する女性向けキャリアコーチング「LadyCarry」の卒業生から、自分のSNSや趣味で試したことを、本業や副業につなげた例を紹介します。2人の動き方は、そのまま4ステップに置きかえて使えます。
Sさん|自分のInstagramで投稿と分析を続け、未経験からマーケターへ(STEP1・2の例)
化粧品ブランドの美容部員として百貨店の売り場に立っていたSさんは、目標にしていた社内資格に合格したあと、「この先、何を目指せばいいんだろう」と迷うようになりました。
LadyCarryで自己分析を重ねるなかで、「何でこうなるのか?」を考え続けられるマーケティングの仕事に関心が向き、「SNSマーケティングのスキルを身につけられる環境」を仕事選びの軸に決めました。転職活動と並行して、自分のInstagramアカウントで週に1〜2回投稿し、投稿したものを自分で分析することも始めています。
その後、Sさんは未経験から広告運用のマーケターに転職しました。自分のアカウントで投稿と分析を続けたことは、この記事のSTEP1・2(自分のアカウントで投稿し、数字を振り返る)に近い取り組みです。副業として始めるときも、Sさんのように投稿と分析のメモを残しておけば、そのまま応募のときに見せる実績になります。
Sさんのインタビューを詳しく読みたい方は、こちらの記事も確認してください。

Nさん|趣味のデザインとSNSの試行錯誤を、仕事と掛け合わせる(STEP4の例)
エンジニアとして働いたあと、キャリアチェンジしてエンジニア採用の人事として働いてきたNさんは、「並のスキルしかない」と自分の強みに自信を持てずにいました。
LadyCarryで自己分析を進めるなかで、エンジニアの経験、エンジニア採用の経験、趣味で続けてきたデザインを掛け合わせれば、自分だからこそできることがあると気づき、フリーランスとして採用支援の道を選びました。デザインは簡単なバナー作成から副業で受けていくつもりで、愛犬の配信を続けながらSNS運用の試行錯誤も続けていきたいと話しています。
SNSやデザインを、これまでの経験と組み合わせて仕事の幅を広げようとしている点が、4ステップのSTEP4(別のスキルと組み合わせて広げる)に当たります。SNS運用の副業でも、今の仕事で詳しい分野(美容、飲食、採用など)のお店や会社の案件を選ぶと、経験を掛け合わせやすくなります。
Nさんのインタビューは、採用人事がスキルの掛け合わせでフリーランスの道へ進んだ話で読めます。
LadyCarry受講生向けコミュニティ「LadyBloom」の案件チャレンジ(STEP3の場)
LadyCarryには、受講生限定のオンラインコミュニティ「LadyBloom(ラディブルーム)」があります。LadyBloomの「案件チャレンジ」では、選考を通過したメンバーが業務委託でLadyCarryの公式Xを1か月間運用します。投稿に対して、インプレッションやクリック数、エンゲージメント率(反応があった割合)といった数字をもとにしたフィードバックを受けられるのが特徴です。
依頼主がいるSNS運用を、フィードバックを受けながら経験できるため、STEP3の「小さな案件で試す」場にもなります。
LadyBloomの活動内容を詳しく知りたい方は、こちらの記事も確認してください。

SNS運用の副業が向いているか、一人で決めきれないときは

「SNSは好きだけど、仕事として向いているのかわからない」と感じたら、好きなことと得意なことを分けて考えることが大切です。自分の強みや仕事選びの軸は、第三者と一緒に振り返ることで見えやすくなります。
LadyCarryの卒業時アンケートでは、受講生の91.7%(242名中222名)が、「理想の実現のための行動が明確になった」「自分軸で判断し行動できているイメージを持つことができている」のいずれかを選んでいます。
※LadyCarry受講生 卒業時アンケート調査(2025年7月〜2026年9月/実人数242名)。「卒業時の状態」を問う設問で「理想の実現のための行動が明確になった」「自分軸で判断し行動できているイメージを持つことができている」のいずれかを選んだ受講生の割合
「1対1で話すのは身構えてしまう」「まずは自分で考えるための手順を知りたい」という方に向けて、LadyCarryでは自己理解をこれからの選択につなげる考え方を学べる無料オンラインセミナーを開いています。「SNSは好きだけど、仕事にできる強みがあるのかわからない」という方が、「好き」を自分の強みとこれからの働き方につなげる考え方を知りたいときにおすすめです。
- 画面オフ・マイクオフで参加できる:自宅から周りを気にせず、リラックスして聞けます
- 自分軸を見つける自己分析のコツ:今のモヤモヤを分けて、自分の判断基準を組み立てる考え方を学べます
- オリジナルワークシートつき:セミナーのあとも、自分のペースで考えを進められます
「やりたいことがまだ決まっていない」という段階でも大丈夫です。実際に、LadyCarryの1対1の個別相談に申し込んだ方の約43%は、まだ求人に応募もしていない“モヤモヤ段階”からのスタートでした。受講後の担当コーチへの満足度は99.6%です。
※LadyCarry 個別相談(無料カウンセリング・パーソナルセッション)申込フォームより集計(2025年2月〜2026年9月/実人数4,108名)、LadyCarry受講生 卒業時アンケート調査(2025年7月〜2026年9月/実人数242名)。担当コーチの満足度は「5:大変満足」「4:満足」と回答した割合
転職だけでなく、副業も含めた働き方の選択肢を広く比べたい方は、こちらの記事も確認してください。

まとめ|SNS運用の副業は、自分のアカウントで向いているか確かめてから始める

SNS運用の副業は、未経験からでも始められる仕事です。
セルフチェックで向いている特徴を確かめ、本業の就業規則と使える時間を確認したうえで、自分のアカウントで投稿する、数字を振り返って実績にまとめる、小さな案件で試す、続け方を決める、の4ステップで進めてみましょう。
在宅でできるほかの仕事も知りたい方は、パソコンでできるリモートワークの職種もあわせて読んでみてください。
SNS運用の副業に関するよくある質問
- SNS運用の副業に資格は必要ですか?
-
SNS運用の副業をするために、必ず必要な資格はありません。資格よりも、自分のアカウントで投稿と振り返りを続けた経験のほうが、案件に応募するときの実績として伝わりやすくなります。
- スマホだけでも始められますか?
-
投稿の作成や投稿作業はスマホでもできます。ただ、数字をまとめて報告したり、依頼主と資料をやりとりしたりする場面もあるため、続けるならパソコンがあると便利です。
- 会社員でもSNS運用の副業はできますか?
-
できるかどうかは、勤め先の就業規則によって違います。始める前に、副業が認められているか、届け出が必要かを確かめましょう。会社の情報を投稿に使わないことも大切です。
- SNS運用の副業はどれくらい稼げますか?
-
報酬は、任される仕事の範囲や案件によって大きく違います。未経験のうちは、投稿の作成など一部の作業から始めて実績をつくり、数字の振り返りや改善の提案まで任されるようになるにつれて、仕事の幅も広がっていきます。
キャリアコーチ・キャリアアドバイザー。LadyCarry認定コーチ。これまでに300人以上のキャリア相談に携わる。Gallup認定ストレングスコーチの資格を保有し、強みを活かしたコーチングにも従事。20〜30代女性が「自分らしさを仕事に変える」ための支援に特化。


コメント