ワーママが疲れたときは?仕事を辞めたい気持ちの整理と、後悔しないために試したい4つのこと

ワーママが疲れたときは?仕事を辞めたい気持ちの整理と、後悔しないために試したい4つのこと

「朝から夜まで休む時間がない」「仕事も育児も中途半端な気がして、もう辞めたい」。仕事と子育ての両立を続けるなかで、ふと限界を感じるワーママは少なくありません。

ワーママの疲れは、「何に疲れているのか」を仕事・家庭・心と体の3つに分けると、辞める・続ける・働き方を変えるのどれを選ぶかを判断しやすくなります。辞めたい気持ちは、今の働き方を見直すサインでもあります。

この記事では、育休から復帰した直後ではなく、両立を続けるなかで感じる疲れと「辞めたい」気持ちに絞って、疲れの原因、疲れの正体を見分けるセルフチェック、辞めると決める前に順番に試したいこと、判断の目安を、LadyCarry卒業生の体験談とあわせて紹介します。

この記事のポイント
  • ワーママの疲れは、時間の足りなさと「自分だけが抱えている」状態から生まれやすい
  • 疲れの正体を仕事・家庭・心と体の3つに分けると、次にやることが決まる
  • 辞めると決める前に、休んで余白をつくる→家庭の分担→職場での相談→働き方を選び直す、の順に試すと後悔しにくい
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「今の仕事が自分に合っているのか、わからなくなってきた」という方は、まずLadyCarryの適職診断で今の自分の傾向をのぞいてみませんか?

いくつかの質問に答えるだけで、あなたの強みや価値観、働き方の傾向から、向いている仕事の方向性を整理できます。辞めるか続けるかを考える前の、はじめの一歩として活用してみてください。

目次

ワーママが疲れたと感じる4つの原因

ワーママが疲れたと感じる4つの原因

ワーママの疲れは、毎日の時間が足りないことと、家のことや段取りを自分だけが抱えている状態から生まれやすいものです。まずは、自分がどの原因に当てはまるかを確かめてみましょう。

家事・育児の時間が自分に偏っている

総務省の「令和3年社会生活基本調査」によると、6歳未満の子どもがいる夫婦と子どもの世帯で、1日あたりの家事関連時間(家事・育児・介護・買い物)は、妻が7時間28分、夫が1時間54分でした(週全体の平均。妻が働いているかどうかを問わない数字です)。

夫の時間は少しずつ増えていますが、まだ差は大きいままです。仕事の時間に家事・育児の時間が重なれば、疲れがたまるのは自然なことです。

仕事で思うように力を出せない

時短勤務で任される仕事が限られたり、急なお迎えで周りに頭を下げることが続いたりすると、「仕事でも役に立てていない」と感じやすくなります。体の疲れだけでなく、この気持ちの疲れが「辞めたい」につながることもあります。

責任のある仕事を任せてもらえない状態に悩んでいる方は、マミートラックとは?育児も仕事も諦めないキャリアの築き方もあわせて読んでみてください。

家のことの段取りを一人で抱えている

保育園の持ち物の準備、予防接種の予約、献立を考えるなど、目に見えにくい段取りまで自分が引き受けていると、作業の時間以上に頭が休まりません。「やっている時間」だけでなく、「考えている時間」も負担になっています。

自分のための時間がまったくない

仕事と家のことで1日が終わり、好きなことをする時間や、一人でぼんやりする時間がまったくない状態が続くと、心のエネルギーが回復しません。疲れているのに「休むと罪悪感がある」と感じる人もいます。

疲れの正体を見分けるセルフチェック

疲れの正体を見分けるセルフチェック

「辞めたい」と感じたときは、すぐに結論を出す前に、疲れの正体が「仕事」「家庭の負担」「心と体」のどこにあるかを見分けましょう。当てはまるものが多いタイプが、今いちばん手を打ちたいところです。

3つのタイプでチェックする

タイプ当てはまる例
A 仕事の疲れ残業や業務量が多い/仕事内容に納得できない/職場で肩身がせまい
B 家庭の負担の疲れ家事・育児・段取りのほとんどを自分がしている/頼れる人がいない
C 心と体の疲れ眠れない日が続く/理由もなく涙が出る/休日も疲れがとれない

タイプ別に、次にすること

タイプ次にすること
A 仕事の疲れ次の章のSTEP1「しっかり休んで、心と体の余白をつくる」で回復してから、STEP3「今の職場で働き方を相談する」へ。それでも変わらなければSTEP4を考える
B 家庭の負担の疲れSTEP1で少し休んでから、STEP2「家庭の分担と段取りを見直す」に進む
C 心と体の疲れSTEP1「しっかり休んで、心と体の余白をつくる」を最優先にする。症状が続くときは下の注意を読む

眠れない、食欲がない、気分の落ち込みが続くなど、心や体の不調が続くときは、一人で抱え込まずに医療機関や、勤め先の産業医・保健師などに相談してください。働き方を考えるのは、少し回復してからでも遅くありません。

ワーママが仕事を辞めたいと思ったら、順番に試したい4つのこと

ワーママが仕事を辞めたいと思ったら、順番に試したい4つのこと

「辞めたい」と思ったときは、いきなり退職を決めるのではなく、休んで余白をつくる→家庭の分担→職場での相談→働き方を選び直す、の順に試していくと、あとから「辞めなくてもよかったかも」と後悔しにくくなります。疲れているときに家族や職場と話し合うのはエネルギーがいるので、どのタイプの人も、まずはSTEP1で少し回復してから進めましょう。

STEP
しっかり休んで、心と体の余白をつくる

まずは有給休暇を使って、子どもを預けたまま自分のための1日をつくりましょう。お総菜や冷凍食品に頼る、毎日しなくていい家事をやめるなど、今日からできる手抜きも立派な対策です。

眠れない・涙が出るなどの不調が続くときは、医療機関への相談や、会社の休職制度が使えるかの確認を優先してください。

STEP
家庭の分担と段取りを見直す

少し余裕ができたら、家事・育児・段取りを紙に書き出し、誰が何をしているかを家族と一緒に見てみましょう。

「手伝って」ではなく「この作業を担当してほしい」と具体的に頼むと伝わりやすくなります。家事代行や宅配サービスなど、お金で時間を買う方法もあります。

STEP
今の職場で働き方を相談する

業務量、勤務時間、在宅勤務などについて、上司や人事に相談してみましょう。

「今できること」と「任せてほしいこと」をセットで伝えると、前向きな相談として受け取ってもらいやすくなります。

STEP
働き方を選び直す

STEP1〜3を試しても負担が変わらないときは、部署の異動、転職など、社外も含めて働き方を選び直すことを考えるタイミングです。

次の章の判断の目安を参考にしてください。

疲れて何もしたくないときの休み方や、働き方の見直し方は、働きたくない・疲れたと感じたときの対処法も参考にしてください。

辞める・続ける・働き方を変える|判断の目安

辞める・続ける・働き方を変える|判断の目安

STEP1〜4を試したうえで、どうするかを決めます。どれを選んでも正解・不正解はありません。大切なのは、「何のために選ぶのか」を自分の言葉で説明できることです。

3つの選択肢を比べる

選択肢こんなときに考えたい
今の会社で続ける家庭の分担や職場での調整で、負担が少しでも軽くなりそうなとき。仕事内容や職場の人に愛着があるとき
働き方を変える
(異動・転職・時短・副業など)
調整しても勤務時間や業務量が変わらないとき。子育てとの両立を前提に、仕事を選び直したいとき
一度仕事を辞める心と体の回復を最優先にしたいとき。家計の見通しが立ち、次にどう働きたいかを考える時間がほしいとき

迷ったら、まず「今の会社で続ける」ための調整を試し、それでも難しければ「働き方を変える」、心と体の回復が最優先のときは「一度辞める」を選ぶ順番がおすすめです。

自分の強みや、向いている働き方の傾向もあわせて知っておきたい方は、LadyCarryの無料の適職診断も試してみてください。働き方を変えるかどうかを考えるときのヒントになります。

辞める・転職する前に確かめておきたいこと

決める前に確かめておきたいこと
  • 辞めた場合、家計がどのくらいの期間まわるか(雇用保険の基本手当、いわゆる失業手当を受け取れるか・いつからかはハローワークで確認)
  • 退職すると、保育園の利用条件がどう変わるか(国の基準では、求職活動を理由に保育を利用できる期間は「90日を限度として市町村が定める期間」とされています(北上市の資料より)。期間は自治体によって違うので、事前に役所の保育担当に確認を)
  • 「辞めたい理由」が、転職先でも起こりそうかどうか
  • 子育てが落ち着いたあと、どんな働き方をしていたいか

転職を考えている方は、育休明けの転職で後悔しない進め方で紹介している優先順位の決め方や、転職先選びのチェックリストも参考になります。育休から復帰した直後で辞めるか迷っている方は、産休明けに仕事を辞めたいと思ったときの選択肢を確認してください。

【体験談】仕事に追われる毎日から、家族との時間を大切にできる働き方へ

【体験談】仕事に追われる毎日から、家族との時間を大切にできる働き方へ

LadyMapを運営する女性向けキャリアコーチング「LadyCarry」の卒業生から、子育てをしながら働き方を変えたFさんの例を紹介します。

Before|帰宅が21時を過ぎ、仕事に縛られているような毎日

Fさんは、前職では仕事にずっと縛られているような生活だったといいます。帰宅が21時を過ぎることもあり、家のことがままならない日も多くありました。「家族との時間を大切にしたい」と思いながらも、「転職するなら、私にどんな仕事ができるんだろう」と不安が大きく、動き出せずにいました。

プロセス|人生分析とキャリア分析で、大切にしたいことを言葉にした

LadyCarryの受講では、幼少期から振り返る「人生分析」と、これまでのキャリアを棚卸しする「キャリア分析」に取り組みました。自己分析を重ねるうちに、自分の得意なことや価値観、大切にしたいことが少しずつ言葉になり、「私でもできるかもしれない」と思えるようになったそうです。

After|娘との時間が増え、昔の夢に近い仕事へ

Fさんは、長年の願いだった「子どもと関われる仕事」へ転職しました。今は午前中に時間がとれるようになり、娘さんと向き合える時間が増えたといいます。

Fさんの例は、長時間働く「A 仕事の疲れ」が、家族との時間や家のことにまで影響していたケースで、判断の目安では「働き方を変える」を選んでいます。仕事に縛られる働き方が家族との時間を奪っていると感じ、「家族との時間」を軸に仕事を選び直したことで、子育てと仕事の両方に納得できる毎日につながりました。

Fさんが働き方を変えるまでの詳しいお話は、こちらのインタビューで読めます。

一人で抱え込まずに、これからの働き方を考えたいときは

一人で抱え込まずに、これからの働き方を考えたいときは

ワーママは、自分のことを後回しにしがちです。疲れているときほど、「辞めるか、我慢するか」の二択で考えてしまい、ほかの選び方が見えにくくなります。

「家族や職場に何を相談すればいいかわからない」「働き方を変えるとして、何を優先すればいいか決められない」という方に向けて、LadyCarryでは、自分を知ることをこれからの選択につなげる考え方を学べる無料オンラインセミナーを開いています。STEP1〜4を進めるときに「自分は何を優先したいか」という判断基準を整理するヒントが得られます。

LadyCarryの無料オンラインセミナー
  • 画面オフ・マイクオフで参加できる:自宅から周りを気にせず、リラックスして聞けます
  • 自分軸を見つける自己分析のコツ:今のモヤモヤを分けて、自分の判断基準を組み立てる考え方を学べます
  • オリジナルワークシートつき:セミナーのあとも、自分のペースで考えを進められます

「やりたいことがまだ決まっていない」という段階でも大丈夫です。実際に、LadyCarryの1対1の個別相談に申し込んだ方の約43%は、まだ求人に応募もしていない“モヤモヤ段階”からのスタートでした。受講後の担当コーチへの満足度は99.6%です。

※LadyCarry 個別相談(無料カウンセリング・パーソナルセッション)申込フォームより集計(2025年2月〜2026年9月/実人数4,108名)、LadyCarry受講生 卒業時アンケート調査(2025年7月〜2026年9月/実人数242名)。担当コーチの満足度は「5:大変満足」「4:満足」と回答した割合

仕事の悩みを整理して、自分に合う解決策を見つける方法を知りたい方は、こちらの記事も確認してください。

まとめ|ワーママの疲れは、働き方を見直すサイン

まとめ|ワーママの疲れは、働き方を見直すサイン

ワーママの疲れは、「何に疲れているのか」を仕事・家庭・心と体の3つに分けると、辞める・続ける・働き方を変えるのどれを選ぶかを判断しやすくなります。

辞めたいと思ったら、まず休んで心と体の余白をつくり(STEP1)、家庭の分担を見直し(STEP2)、職場で働き方を相談する(STEP3)、それでも変わらなければ働き方を選び直す(STEP4)、の順に考えてみましょう。働き方を変えることも、前向きな選択です。

まずはセルフチェックで、自分の疲れがどのタイプに近いかを確かめるところから始めてみてください。「もう限界」という気持ちが、「次はこうしてみよう」に少しずつ変わっていきます。

働き方の選択肢を広く知りたい方は、こちらの記事も確認してください。

ワーママの疲れ・辞めたい気持ちに関するよくある質問

ワーママが仕事を辞めたいと思うのは甘えですか?

甘えではありません。仕事と家事・育児の両方を担う生活が続けば、疲れがたまるのは自然なことです。

大切なのは、辞めたい気持ちを否定せず、何に疲れているのかを見分けて、できる対策から試すことです。

仕事を辞めたら後悔しませんか?

後悔するかどうかは、辞めた理由と、そのあとの見通しによって変わります。

休む・家庭の分担を見直す・職場で相談する、を試したうえで決め、家計や保育園の条件も確かめておくと、後悔しにくくなります。

夫に家事や育児の分担を頼みにくいです。

まずは、家事・育児・段取りを紙に書き出して、2人で一緒に見ることから始めてみましょう。

「手伝って」ではなく「この作業を担当してほしい」と具体的に頼むと、話し合いが進みやすくなります。

疲れすぎて、何も考えられません。

考えられないほど疲れているときは、まず休むことを優先してください。

眠れない、気分の落ち込みが続くなどの不調があるときは、医療機関や勤め先の産業医などに相談しましょう。働き方は、少し元気が戻ってから考えれば大丈夫です。

ワーママが疲れたときは?仕事を辞めたい気持ちの整理と、後悔しないために試したい4つのこと

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