手に職をつけたい女性へ|おすすめの仕事12選と、資格より先に考えたい後悔しない選び方4ステップ

手に職をつけたい女性へ|おすすめの仕事12選と、資格より先に考えたい後悔しない選び方4ステップ

「結婚や出産があっても、ずっと働ける力がほしい」「会社に頼らなくても通用するスキルを身につけたい」。そんな思いから、手に職をつけたいと考えている女性は少なくありません。一方で、「どの資格を取ればいいの?」「今からでも間に合う?」と迷って、最初の一歩が決められない方も多いはずです。

手に職とは、会社や働く場所が変わっても通用する、専門的なスキルや資格のことです。どの手に職を選ぶかは「人気」や「稼げそう」より先に、自分の得意なことと、続けたい働き方に合うかで決めると後悔しにくくなります。

この記事では、女性におすすめの手に職12選と、自分に合う手に職の選び方4ステップ、働きながら少しずつ身につける方法を、LadyCarry卒業生の実例とあわせて紹介します。

この記事のポイント
  • 手に職には、資格で証明できる「資格型」と、実務の経験や実績で示す「スキル型」がある
  • 選ぶ順番は「目的を決める→得意と働き方を書き出す→候補を調べる→働きながら小さく始める」の4ステップ
  • 資格を取ること自体を目的にせず、その仕事を続けている自分を想像できるかで決める
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「自分に向いている手に職がわからない」と感じている方は、まずLadyCarryの適職診断で今の自分の傾向をのぞいてみませんか?

いくつかの質問に答えるだけで、あなたの強みや価値観、働き方の傾向から、向いている仕事の方向性を整理できます。手に職を選ぶ前の手がかりとして活用してみてください。

目次

手に職とは?女性が手に職をつけたいと考える理由

手に職とは?女性が手に職をつけたいと考える理由

手に職とは、特定の仕事に必要な専門的な知識や技術を身につけ、会社や場所が変わってもその力で働ける状態のことです。手に職には、大きく分けて2つのタイプがあります。

資格型の手に職
  • 国家資格や検定など、資格で力を証明できる
  • 例:経理(簿記)、医療事務、介護福祉士、宅地建物取引士、キャリアコンサルタント
  • 資格がないと名乗れない仕事や、資格があると採用で有利になりやすい仕事がある
スキル型の手に職
  • 資格よりも、実務の経験や作った物(実績)で力を示す
  • 例:Webマーケター、Webデザイナー、Webライター、動画編集者、ITエンジニア、人事・採用、秘書
  • 未経験から始めやすい一方、学び続けることが前提になりやすい

女性が手に職を求める理由として多いのは、次のようなものです。

  • 結婚・出産・引っ越しなどで働き方が変わっても、仕事を続けられるようにしたい
  • 会社の方針や人間関係に左右されず、自分の力で働きたい
  • 「自分にはこれができる」という自信を持ちたい

どの理由がいちばん大きいかによって、選ぶべき手に職は変わります。「なぜ手に職がほしいのか」は、あとで紹介する選び方のSTEP1でも使うので、頭の片隅に置いておきましょう。

手に職をつけるメリットと、知っておきたい注意点

手に職をつけるメリットと、知っておきたい注意点

手に職は働き方の選択肢を広げてくれますが、「資格を取れば安心」とは限りません。メリットと注意点の両方を知っておくと、自分に合うかを冷静に考えられます。

メリット
  • 転職や再就職のときに、できることを具体的に伝えやすい
  • ライフイベントで働き方が変わっても、経験を活かして戻りやすい
  • 在宅や副業、フリーランスなど、働き方を選べる仕事もある
  • 「これができる」という自信につながる
注意点
  • 身につけるまでに、時間やお金がかかる
  • 資格を取っただけでは、すぐに仕事にならないこともある
  • 手に職があれば必ず収入が上がる、とは限らない
  • 向いていない仕事を選ぶと、身につける前に続かなくなる

とくに気をつけたいのは、最後の「向いていない仕事を選ぶと続かない」です。人気や将来性だけで選ぶと、勉強の途中で「やっぱり違うかも」と感じやすくなります。だからこそ、仕事を選ぶ前に自分の得意なことや働き方の好みを知っておくことが大切です。

女性におすすめの手に職12選

女性におすすめの手に職12選

女性におすすめの手に職を、資格型とスキル型に分けて12個紹介します。スキル型はさらに、Webなどのスキルで強みになる仕事と、経験を積むほど専門性になる仕事に分けています。「向いている人」の欄を見て、自分に近いものから候補にしてみましょう。

資格型の手に職

仕事向いている人・身につけ方
1. 経理数字や書類をコツコツ正確に扱うのが得意な人
日商簿記の勉強から始められる。どの会社にもある仕事で、経験を積むほど強みになる
2. 医療事務決まった手順で正確に進めるのが得意な人
民間の資格が複数あり、資格なしで働きながら覚える人もいる。病院やクリニックは全国にある
3. 介護福祉士人の役に立っている実感を大切にしたい人
国家資格。介護の現場で働きながら、実務経験などを積んで国家試験を目指す道がある
4. 宅地建物取引士(宅建士)住まいや暮らしに関心があり、人にわかりやすく説明するのが得意な人
国家資格。重要事項の説明など、宅建士にしかできない業務がある。年齢や学歴に関係なく受験でき、働きながら勉強する人もいる
5. キャリアコンサルタント人の悩みに寄り添い、一緒に考えるのが好きな人
国家資格。養成講習などを経て試験に合格し、登録すると名乗れる

経理の入り口になる日商簿記は、商工会議所の検定試験(簿記)によると、3級が「業種・職種を問わずビジネスパーソンが身につけておくべき基本」、2級が「企業から最も求められる資格の一つ」とされています。宅建士の試験は、不動産適正取引推進機構「宅建試験の概要」によると、日本国内に住んでいれば年齢や学歴に関係なく誰でも受験できます。キャリアコンサルタントの資格の取り方は、厚生労働省「キャリアコンサルタントになりたい方へ」で確認できます。

事務職から経理を目指すなら、未経験から事務職に転職するための対策もあわせて確認してみてください。

スキル型の手に職:Webなどのスキルで強みになる仕事

仕事向いている人・身につけ方
6. Webマーケター(広告運用など)「なぜこうなるのか」を考え、数字で改善するのが好きな人
独学やスクールで基礎を学び、未経験可の求人や自分のSNS運用で経験を積む
7. Webデザイナー見た目を整えたり、形にしたりするのが好きな人
デザインツールの使い方を学び、作品(ポートフォリオ)を作って実力を示す
8. Webライター調べることや、文章で伝えることが好きな人
副業で小さく始めやすい。書いた記事が実績になる
9. 動画編集者細かい作業に集中して、完成度を上げるのが好きな人
編集ソフトの使い方を学び、短い動画から作品を増やしていく
10. ITエンジニア仕組みを考えたり、論理的に問題を解いたりするのが好きな人
プログラミングを学び、未経験から研修のある会社に入る道もある

Web系の仕事の向き・不向きは、Webデザイナーに向いている人・向いてない人やWebライターの始め方で詳しく紹介しています。在宅で働ける仕事を探している方は、リモートワークができる職種12選も参考にしてください。

スキル型の手に職:経験を積むほど専門性になる仕事

仕事向いている人・身につけ方
11. 人事・採用人の話を聞くことや、人の成長を支えることが好きな人
社内異動や未経験可の求人から入る。採用や労務の経験を積むほど、ほかの会社でも通用する専門性になる
12. 秘書・オンライン秘書先回りして段取りを整えるのが得意な人
事務やアシスタントの経験を活かしやすい。在宅で働けるオンライン秘書という形もある

未経験から人事を目指す方法は、人事は未経験でもなれる?向いてる人の特徴と目指し方4ステップで詳しく紹介しています。これからの時代に長く続けやすい仕事を知りたい方は、女性向けの将来性のある仕事8選もあわせて読んでみてください。

12の中から「気になるけれど、自分に向いているかはわからない」と迷ったら、診断で自分の強みや働き方の傾向を先に確かめておくと、候補を絞りやすくなります。

自分に合う手に職の選び方4ステップ

自分に合う手に職の選び方4ステップ

手に職は、「目的を決める→得意と働き方を書き出す→候補を調べる→働きながら小さく始める」の順番で選ぶと、途中で「やっぱり違った」となりにくくなります。いきなり資格の講座を申し込む前に、次の4つを順番に進めてみましょう。

STEP
手に職がほしい理由を1つに決める

「ライフイベントがあっても働き続けたい」「在宅で働きたい」「収入を上げたい」「自分に自信を持ちたい」など、いちばん大きな理由を1つ選びます。理由がはっきりすると、選ぶべき手に職の条件が見えてきます。

たとえば「在宅で働きたい」ならWeb系、「全国どこでも働きたい」なら医療事務や介護のように、理由と仕事の特徴を結びつけて考えてみましょう。

STEP
得意なことと、続けられる働き方を書き出す

これまでの仕事や学生時代を振り返り、「時間を忘れて取り組めたこと」「人から頼まれたこと」「苦にならないこと」を書き出します。あわせて、「一人で黙々と」「人と関わりながら」「決まった時間で」など、続けやすい働き方も書いておきましょう。

自分の強みの見つけ方は、自分の強みが分からないときの見つけ方で詳しく紹介しています。

STEP
候補を2〜3つに絞って、仕事内容を調べる

STEP1・2と照らし合わせて、12選の中から候補を2〜3つに絞ります。求人票や働いている人の話、職業体験などで、1日の仕事の流れや、大変なところまで調べてみましょう。

イメージだけで選ばず、その仕事を続けている自分を想像できるかを確かめるのがポイントです。

STEP
今の仕事を続けながら、小さく始める

資格の勉強を始める、副業で小さく試す、社内で関連する仕事を任せてもらう、派遣や未経験可の求人で経験を積むなど、いきなり仕事を辞めずに始められる方法から選ぶと、時間やお金の負担を抑えられます。

やってみて「違う」と感じたら、STEP3に戻って別の候補を試せば大丈夫です。

未経験の仕事に挑戦するときの進め方は、未経験の仕事に挑戦したい女性が後悔しない進め方でも紹介しています。

【体験談】自分に合う手に職を見つけた卒業生

【体験談】自分に合う手に職を見つけた卒業生

ここからは、LadyMapを運営する女性向けキャリアコーチング「LadyCarry」の卒業生3人の例を紹介します。Webのスキルを身につけた人、働きながら資格と経験を積んでいる人、経験で専門性を育てる仕事を選んだ人。それぞれ、自分を知ったうえで手に職を選んでいます。

美容部員から広告運用のマーケターへ|スキル型の手に職を選んだSさん

化粧品ブランドの美容部員だったSさんは、目標にしていた社内資格に合格したあと、「やり切ってしまった」と感じて転職を考え始めました。LadyCarryの自己分析で、目標を見つけて、そこから逆算して動くと力を発揮できるタイプだと言葉にできたそうです。

英会話講師とマーケティングで迷っていましたが、仕事を詳しく調べるなかで、「何でこうなるのか?」を考え続けられるマーケティングのほうが向いていると判断。転職活動と並行して自分のInstagramの運用も始め、未経験から広告運用のマーケターに転職しました。今は「広告運用は手に職だと思っていて」と話し、常に新しい情報を学び続けたいと考えています。

Sさんの例は、4ステップのSTEP3(候補を絞って仕事内容を調べる)とSTEP4(小さく始める)にあたります。資格ではなく、実務の経験で力を示すスキル型の手に職を選んだケースです。

Sさんが自己分析でマーケターの道を見つけるまでのお話は、こちらのインタビューで読めます。

医師事務から経理を目指すMさん|働きながら簿記と経験を積む

医師事務として働いていたMさんは、短期間での転職を2回経験し、自分に向いている仕事がわからなくなっていました。LadyCarryで総務・経理・労務などの仕事を調べるなかで、表に立つより、組織を影から支える仕事に惹かれていることに気づいたそうです。

経理は経験者優遇の求人が多かったため、まずは派遣で経験を積み、5年後に経理や総務の正社員を目指すプランを立てました。簿記の講座も受講中に申し込み、一人で勉強していたときより進みがよいと感じているといいます。

Mさんの例は、STEP4(今の仕事を続けながら小さく始める)にあたります。資格の勉強と実務経験を並行して進める、資格型の手に職の身につけ方です。

Mさんが働き方の軸を見つけて経理への道を選ぶまでのお話は、こちらのインタビューで読めます。

携帯ショップ店員から人事へ|経験で専門性を育てる仕事を選んだKさん

携帯ショップで接客販売をしていたKさんは、数字のための提案や理不尽なクレームにストレスを感じ、転職活動を3回始めては途中であきらめてきました。次に何をやりたいかがはっきりしないまま、言われるがまま応募していたことが、うまくいかなかった理由だったそうです。

LadyCarryの受講では、強みに合いそうな職業をいくつも知り、ひとつずつ詳しく調べていくなかで、それまで「自分がなれるものだとは思っていなかった」人事という選択肢が見えてきました。前職でも、後輩に教えたり新しく入ってきた人に関わったりすることがいちばんのやりがいだったと気づき、未経験から人事として大学生の採用を担当することになりました。周りからも「向いてそう」と言われているといいます。

Kさんの例は、12選の「11. 人事・採用」にあたり、STEP2(得意なことを書き出す)とSTEP3(候補を調べる)を経て選んだケースです。資格ではなく、これから採用の経験を積むことで専門性を育てていく、スキル型の手に職です。

Kさんが欠点だと思っていた部分を強みと捉え直し、人事の道を選ぶまでのお話は、こちらのインタビューで読めます。

自分に合う手に職を一人で選びにくいときは

自分に合う手に職を一人で選びにくいときは

手に職選びで迷う人の多くは、「どの資格がいいか」ではなく、「自分に何が向いているか」がわからずに止まっています。Sさん・Mさん・Kさんも、コーチと一緒にこれまでの経験を振り返ったことで、自分が力を発揮しやすい仕事の条件をはっきりさせてから、手に職を選んでいます。

LadyCarryでは、自分を知ることをこれからの選択につなげる考え方を学べる無料オンラインセミナーを開いています。資格やスキルを選ぶ前に、自分の強みや大切にしたいことを整理するヒントが得られます。画面オフ・マイクオフで聞くだけでも参加できるので、気軽にのぞいてみてください。

LadyCarryの無料オンラインセミナー
  • 画面オフ・マイクオフで参加できる:自宅から周りを気にせず、リラックスして聞けます
  • 自分軸を見つける自己分析のコツ:今のモヤモヤを分けて、自分の判断基準を組み立てる考え方を学べます
  • オリジナルワークシートつき:セミナーのあとも、自分のペースで考えを進められます

転職・副業・社内での挑戦など、働き方の選択肢を広く知りたい方は、こちらの記事も確認してください。

まとめ|手に職は「資格の人気」より「自分に合うか」で選ぼう

まとめ|手に職は「資格の人気」より「自分に合うか」で選ぼう

手に職とは、会社や働く場所が変わっても通用する、専門的なスキルや資格のことです。資格で証明できる資格型と、経験や実績で示すスキル型があります。

選ぶときは、手に職がほしい理由を決める、得意なことと続けられる働き方を書き出す、候補を2〜3つに絞って調べる、今の仕事を続けながら小さく始める、の4ステップで進めてみましょう。人気や将来性だけで選ぶより、その仕事を続けている自分を想像できるかを大切にすると、後悔しにくくなります。

自分の強みや価値観の知り方を詳しく知りたい方は、こちらの記事も確認してください。

手に職をつけたい女性のよくある質問

手に職をつけるのに、年齢は関係ありますか?

年齢だけで決まるものではありません。仕事によって未経験で入りやすい年齢の傾向はありますが、資格の勉強や副業、社内での経験など、今からでも始められる方法はあります。

まずは今の仕事を続けながら、小さく始めてみましょう。

資格がなくても手に職はつけられますか?

つけられます。WebマーケターやWebデザイナー、Webライターなどは、資格よりも実務の経験や作った物(実績)が重視されやすい仕事です。

一方で、介護福祉士や宅地建物取引士、キャリアコンサルタントのように、資格を持っていないと名乗れない仕事もあります。

働きながら手に職をつけるには、何から始めればいいですか?

まずは「なぜ手に職がほしいのか」を1つに決め、自分の得意なことと続けやすい働き方を書き出すところから始めましょう。

候補が決まったら、資格の勉強や副業、社内で関連する仕事を任せてもらうなど、仕事を辞めずにできる方法から試すのがおすすめです。

手に職をつければ、収入は上がりますか?

必ず上がるとは限りません。仕事の種類や働き方、経験の長さによって変わります。

収入だけでなく、続けやすさや自分の得意なことが活きるかもあわせて考えると、長く働ける手に職を選びやすくなります。

手に職をつけたい女性へ|おすすめの仕事12選と、資格より先に考えたい後悔しない選び方4ステップ

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